「まん延防止等重点措置」「デマンド交通さくっと実証運行中」その他(2月9日)
更新日:2022年4月22日
- アナウンサー
今日は、はじめに「ゆうちゃんを救う会」についてお聞きします。
- 市長
今日は嬉しいお知らせからです。これまで大変多くの皆様にご協力いただいていた「ゆうちゃんを救う会」ですが、2月9日現在で目標達成ということでございます。大変多くの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。2億3700万という大変な金額でしたが、50万人に1人の難病を抱えるゆうちゃんが、これでアメリカに渡って心臓移植ができる目途が立ったということでしょう。素晴らしいお知らせができること、厚く御礼を申し上げます。FMさくだいらさんも大変力を入れてくれました。
- アナウンサー
できることということで11時間特番などをさせていただきましたが、驚いたことは、どこのお店に行っても募金箱があったということです。
- 市長
色々なお店にありました。まだ最終集計はできていないですが、ハードルは越えたということで、ゆうちゃんの心臓移植への大きな一歩が踏み出すことができたということでございます。佐久市としても広く呼びかけをさせていただいておりましたので、まずご報告と御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
- アナウンサー
まずはゆうちゃんへの支援の現状についてでした。
続いてどのような話題でしょうか。
- 市長
新型コロナウイルスについて、2年間この話題をずっとやっているわけですが、第6波オミクロン株ということで2月20日までまん延防止等重点措置が続いており、営業時間の短縮等になっています。
昨日の夕方、市長会役員、町村会役員と知事とのウェブ会議がありました。東京など、まん防が出ている地域を3週間延ばすなどの判断をしていますが、長野県は第2グループなので2月20日までです。これを延長するかどうか、市町村長の皆さんのご意見を伺うということでありまして、そういう判断をする時期が迫っているということだと思います。まん延防止に重点を置くか、経済を動かす方に軸を置くかという議論がされ、結果的には知事に一任ということになるのですが、どちらかということも言えないです。まん延を止めることと経済を動かすことは相反することですから、これをどう判断していくかというのことは本当に瞬間で決めていかなくてはいけません。知事の判断において、説明を加えていただければ、県民の皆様のご理解いただけるように努めていくということで決定したところであります。延長されるかはまだわかりませんが、今後の注視していく大きなポイントになると思います。
そのなかで3回目のワクチン接種を盛んにやっていますが、今どういう作業が進んでいるかお知らせしたいと思います。65歳以上の方で今接種券が発送されている方は、昨年の7月31日までに打った方です。これは2月5日に発送していますので、間もなく届くと思います。65歳以上で昨年の8月、9月に打った方は2月16日に接種券を発送します。65歳未満の方でいうと、6月までに打った方には2月8日に既に発送しています。65歳未満で、7月、8月、9月に打った方には2月22日に接種券が発送されます。集団接種は2月末から始まりますが、武道館で行います。1日3600回打つという大がかりなものになりますが、これも指定日がありますので、確認して受けていただきたいと思います。
そして、2月末までには65歳以上の希望する高齢者の方には、打てる状況を作っていきますので、早め早めの接種をお願いしたいと思います。そして1回目をまだ打っていないという方も1割ほどいますが、こういった方々もコールセンターにお電話いただければ受付ができます。0267-88-7466までお電話ください。
- アナウンサー
先ほど経済という話もありました。続いての話題をお願いいたします。
- 市長
プレミアム商品券の使用期限が2月28日まででしたが、3月末まで延長します。そして冬ハレタは、3月13日まで延長しますのでぜひご利用いただきたいと思います。
- アナウンサー
続いてデマンド交通さくっとに関する情報です。
- 市長
12月1日からデマンド交通に切り替えましたが、今まで公共交通を使っている方よりも多くの皆さんにご利用いただいています。利用している皆さんにアンケートを行い、これをもとに今後どういうふうにやっていくか改革を進めていくということです。
デマンド交通さくっとは、午前8時から12時まで、13時まで17時まで使えるという公共交通ですが、この1時間の休憩をどうするか。運賃を上げてもやってほしいという方もいれば、必要ないという方もいらっしゃいます。アンケート結果を見ると、3~4割の方が運賃を上げてもやってほしいと回答しており、55%~60%の方は必要ないと回答しています。一方で土日運行については、6割の前後の方が値上げしてもいいからやってほしいと答えています。当初私たちは、本当に困っている方々のための交通機関をつくろうと言っていましたので、土日は病院も休んでいるところが多いし、お買い物でも高齢者の方は曜日をあまり問わない方も多いし、ご家族がいる方は乗せてもらうなどして、土日は運行しない方向で考えていました。しかし運賃を上げても6割いるということは、真剣に考えていかなければいけないと思っています。
75歳以上の方、あるいは免許返納者、障がいのある方、妊婦さんといった方々には家の前まで迎えに行くことになっていますが、該当する方でも3分1程度はそれを使わず停留所まで行っているというデータが出ています。佐久市民の皆さんの健全性が高いということだと思いますので、真剣に考えてくださっている皆さんのデマンド交通にしていきたいと思います。
4月1日からリニューアルし、バス停を増やしたり、あるいはステップをつけたり使いやすくしていきたいと思いますので、ご利用いただいている皆さんにはお待ちいただきたいと思います。
- アナウンサー
免許を返納された方にとっても大事な足ということになりますが、しっかりアンケートを見て今後を決めていくということはいいことです。
- 市長
これまで巡回バスは、本当に満足度が上がりませんでした。せっかく税金を投入して地域公共交通をつくっていきますので、市民の皆さんの声に応えられる事業にしていきたいと思います。
- アナウンサー
最後に市民の皆さんにメッセージをお願いします。
- 市長
大変寒い時期でございます。お身体には十分ご留意をいただきたいと思っております。市民の皆さまのご協力をいただいて、ゆうちゃんを救う会が目標額を達成ということで、2億3700万円、大変大きな金額は寄附されてこれでアメリカで心臓移植ができると思います。心からの御礼を申し上げます。ありがとうございました。