佐久総合病院(本院)再構築に係る臼田地区住民説明会(平成23年10月11日～18日)

　佐久総合病院において、臼田に残る本院の病院機能、診療機能、病院概要等を盛り込んだ基本構想（案）、建て替えストーリー（案）等がまとまったことを受け、市の主催により、10月11～18日にかけ、臼田地区4会場で臼田地区の住民の皆様を対象に説明会を開催しました。
　4会場で延べ182名の方に参加いただきました。

　この基本構想（案）の中で、再構築後の本院の病床数は300床（人間ドック含む）、想定外来患者数は1日当たり900人（目標）、医師数は約60人としています。
　また、病院機能として、「診療内容」をはじめとする13の項目が示され、病院機能は一次、二次救急医療、一般医療機能を主とすることや、本院機能を置くこと、診療機能として産科、婦人科を除き、現状とほぼ同様であることが示されました。
　さらに、患者さんの様々なニーズに応じて、診療科別に受診するのではなく、可能な範囲で総合的に医療提供が行えるよう、6つの視点で機能を集約させた部門とそれらをつなぐ2つの支援機能を設けるなど、院内の診療体制の整備を行うとしています。

• 6つの部門
  　「総合診療」「すこやか長寿」「すくすくこども」「こころのケア」「地域ケア」「健康づくり」
• 2つの支援機能
  　「よろず相談」「地域リハビリ」

　病院から建築スケジュールについての説明も行われ、医療の提供を継続しながら、引き続き残る既存棟内の機能整理や病棟の解体を段階的に実施しながら、新病棟の建設を進めたいとしています。
　今後は平成28年度内での事業完了に向け、まず、基本計画や基本設計、実施設計等の策定を進め、平成25年末ころより一部建物（エネルギー供給棟）の建設を開始するとしています。