このページの先頭です
このページの本文へ移動

平成25年佐久市議会第1回(2月)定例会招集あいさつ

更新日:2015年2月2日

平成25年佐久市議会第1回定例会(平成25年2月18日招集)

 招集のごあいさつを申し上げます。
 本日、平成25年佐久市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、ご参集いただき、議会が開会できましたことを厚く御礼申し上げます。議案の総括説明を申し上げます前に、最近の政治経済情勢、本市が取り組んでおります主な施策につきまして4点申し上げます。
 まずはじめに、最近の政治経済情勢について申し上げます。
 昨年末に発足した安倍政権は、経済対策として、「金融緩和」、「財政政策」、「成長戦略」の3つを掲げ、今国会において、予算の成立を目指しています。「アベノミクス」とも称される、こうした一連の経済対策に、市場は既に反応しており、急速な「株高」「円安」傾向となっております。

 このような政治経済情勢におきまして、現在、佐久市が取り組んでおります主な施策につきまして4点申し上げます。

 1点目といたしまして、「雇用支援及び企業誘致」について申し上げます。
 昨年来の市内企業の相次ぐ機能移転、撤退方針を受け組織いたしました「雇用対策推進協議会」では、これまでに、会員企業へ向けた求人確保の働きかけや、当該従業員を対象とした企業説明会などを行ってまいりました。そして、今月20日には、就職面接会の開催も予定されております。
 本市といたしましても、新たな就職先が見つかるまでの短期間、市の臨時職員としての雇用、離職を余儀なくされた方を雇用した企業に対しての補助金交付や、企業の雇用促進につながる新たな融資制度の創設などにより、支援を行ってまいりたいと考えております。
 また、このような状況の中、一人でも多くの市民の雇用場所を確保する必要がありますことから、多くの雇用を生み出す企業の立地に対し、補助率を見直すことで支援を行うなど、引き続き企業誘致を推進し、雇用の創出を図ってまいります。

 2点目といたしまして、「佐久総合運動公園陸上競技場」について申し上げます。
 「佐久総合運動公園陸上競技場」は、県内で初めて常設の照明設備を備える第2種公認陸上競技場として、今月末には本体工事が、3月中旬には周辺整備が完了し、4月1日から市民の皆さまへ供用が開始されます。
 これに先駆け、来月23日(土曜日)に陸上競技場の竣工式と、竣工イベントといたしまして、「バトンでつなぐみんなの絆、ハーフマラソン世界記録に挑戦」や「陸上教室」を開催いたします。
 児童、生徒の皆様をはじめ、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 3点目といたしまして、「ネーミングライツへの取り組み」について申し上げます。
 導入の検討を重ねてまいりました「ネーミングライツ」でございますが、この4月より「佐久総合運動公園陸上競技場」が供用開始になることなどを踏まえ、「佐久情報センター」を加えた2施設を「施設特定型」として、また、施設を特定せず、法人から提案を募集する「提案募集型」とあわせ、今月1日から募集を開始いたしました。
 新たな自主財源の確保に向け、こうした取り組みにつきましても積極的に進めてまいりたいと考えております。

 4点目といたしまして、「ジェイアール東日本『大人の休日倶楽部』との連携」について申し上げます。
 先週12日、ジェイアール東日本本社において、阿部長野県知事、ジェイアール東日本の原口常務取締役、そして私の3名により、「移住・交流の推進に向けた連携」についての共同会見を行いました。
 これは、本市と県、ジェイアール東日本の3者が連携し、ジェイアール東日本のパッケージ商品である「大人の休日倶楽部」の会員を対象に、佐久市への移住・交流促進に取り組むものであります。
 この取り組みは、ジェイアール東日本が実施する全国初のモデルケースとなっており、全国でも日照時間がトップクラスで、地域医療の充実する本市が、シニア層をはじめとした皆様の移住先として評価が高かったことや、今まで取り組んでまいりました「空き家バンク事業」での物件成約組数が日本一となった実績を認められたことなどから、県観光部のご推薦により実現したものであります。
 この連携により、ジェイアール東日本では、佐久市への移住者にかかる移動コストの軽減を図るなどの検討がされておりますが、詳細につきましては、今後詰めてまいりたいと考えております。

 以上、主な施策を申し上げました。

お問い合わせ

総務部 秘書課
電話:0267-62-2111
ファックス:0267-63-1680

お問い合わせはこちらから

本文ここまで

ページの先頭へ