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平成25年佐久市議会第2回(6月)定例会招集あいさつ

更新日:2015年2月2日

平成25年佐久市議会第2回定例会(平成25年6月3日招集)

 招集のご挨拶を申し上げます。
 本日、平成25年第2回定例会を招集しましたところ、定刻に議会が開会できましたことに厚く御礼申し上げます。
 議案の総括説明を申し上げます前に、最近の社会経済情勢、並びに本市が取り組んでおります主な施策について申し上げます。

 はじめに、社会経済情勢でありますが、安倍政権による経済政策、「アベノミクス」による大胆な金融政策が奏功し、現在、景気回復に向けた期待が高まっているところでありますが、地方においては、依然として厳しい雇用情勢等、未だ景気の回復を実感できるまでには至っていないのが実情であります。
 政府は、「アベノミクス」の第3の矢である「成長戦略」を、今月中に取り纏めるとしておりますが、これが地方の景気回復に向けて、速やかな実効性を伴うものなのか、或いは本市の施策展開にあたり、十分な支援策を期待できるものなのか、しっかりと見極めてまいりたいと考えております。

 続きまして、現在、佐久市が取り組んでおります主な施策につきまして、4点申し上げます。
 まず1点目といたしまして、「市内企業優先発注に係る取組み」について申し上げます。
 私は、市長選にあたり、公約の柱の1つとして「地域経済の活性化」を掲げてまいりました。そして、この具体的な施策として「市内企業支援の充実」を位置付けております。
 この度、市内企業の育成及び地域経済の活性化を図るため、今後、本市が実施いたします公共調達につきましては、市内企業を最優先することとし、これに合わせ、「佐久市地元企業優先発注等に係る実施方針」を策定いたしました。
 本年7月より試行的に実施していく予定でありますが、この取組みにより、地域のお金が地域で循環するというサイクルが、一層強化されますことを期待しているところでございます。

 2点目といたしまして、「新しい保健」の推進について申し上げます。
 「世界最高健康都市の構築」は、前段に申し上げました「地域経済の活性化」に並ぶ、公約の柱であります。
 とりわけ、本市の保健事業につきましては、これまでも数多くの事業を展開し、成果を上げてまいりましたことは、皆様もご承知のとおりでございます。
 しかしながら、昨今の社会情勢の変化のなかで、生活習慣の改善が必要な子ども達の増加等、新たな課題がクローズアップされてまいったのも事実であります。
 このため、将来に渡って、全国に誇れる健康長寿のまちであり続けるためには、現況を的確に把握し、課題を十分検証したうえで、新たな視点で保健活動を構築する必要性が高いものと判断したところでございます。
 なお、この取り組みに向けて、本年度を現況や課題把握のための調査、検討期間と位置付け、関連経費を本定例会に予算案として提出しているところでございます。

 3点目といたしまして、「斎場整備」について申し上げます。
 本市で進めております「長土呂上北原地籍」への斎場整備につきましては、地元長土呂区の役員の皆様の多大なご尽力と、区民の皆様の深いご理解を賜り、同地籍を建設地とすることについてご同意いただき、3月27日、同意書の提出を受けるに至ったところでございます。
 現在、施設の平面プランにつきまして比較検討を行いながら、基本設計を進めているところでありますが、今後、施設の概要を固め、年内に実施設計に着手することで、平成27年度末の完成を目指し、一層の推進を図ってまいりたいと考えております。

 最後に4点目といたしまして、新クリーンセンター建設に係る地元還元施設であります「温浴施設整備」について申し上げます。
 こちらにつきましては、昨年11月に決定した、「熱源は、温泉利用を基本とする」という方針に則り、本年度当初予算において源泉探査に係る経費をお認めいただいたところでございますが、この度、電磁探査等、平尾山公園内での現地調査が終了いたしましたことから、現在、掘削地点を見極めるため、総合解析を進めているところでございます。
 今後、解析結果を踏まえまして、長野県知事に対し、土地の掘削許可に係る申請をしてまいりたいと考えております。
 なお、本施設の整備基本計画につきましては、先般開催されました議会全員協議会においてご説明させていただいたとおりでございます。

 以上、主な施策について申し上げました。

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総務部 秘書課
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ファックス:0267-63-1680

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