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「防犯カメラの設置について」「中部横断自動車道の最新情報」「高速道路の安全について」その他(8月31日)

更新日:2019年12月26日

  • アナウンサー

 この夏を振り返りますと、8月下旬には、世界柔道が日本武道館で行われました。これに関しては、佐久とも非常に強い結びつきがありましたよね。

  • 市長

 佐久市はご案内の通り、2020東京オリンピック・パラリンピックのエストニアのホストタウンとして政府から認定を受けています。世界柔道に出場するエストニア選手の事前合宿を佐久市で行い、5人の選手が佐久長聖高校の柔道場でコンディションを整え、世界柔道に出場しました。8月27日と29日には、佐久市からもそれぞれ40人の皆さんが応援にかけつけました。

  • アナウンサー

 市長も8月27日に武道館に足を運んで応援されたと聞いています。

  • 市長

 男子73kg級のオスカル・ペルテルソン選手の応援をさせていただきました。残念ながら1回戦敗退でしたが、世界柔道の空気観はとてもエキサイティングなものでした。

  • アナウンサー

 事前合宿では、佐久長聖高校の柔道場を使われ、市長もカリユライド選手と乱取りをされたそうですね。

  • 市長

 投げこみと言って、打ち込みで3回目に投げますが、私も投げさせていただいたり、カリユライド選手に投げられたりしました。ヨーロッパの方はパワー柔道で、ある選手に「得意技はなんですか?」とお聞きしたら、裏投げとおっしゃいました。裏投げというのは、基本的にはバックドロップです。そういう意味では、すごくマッスルですし、ちょっと違う投げ方をされるので、どういうふうに体が動くのか不思議な感じがしました。

  • アナウンサー

 佐久市は、2020東京オリンピック・パラリンピックのエストニアのホストタウンです。今後も市民との結びつきや交流を期待していきたいですね。
 今回は、大きく分けて3つの話題を皆さんにお届けしていきたいと思います。まず1つ目は、防犯カメラの設置に関してお伝えします。これは監視社会にもつながるいろいろな考え方がありますが、市長の意見を聞いていきたいと思います。

  • 市長

 8月22日に長野県市長会がありました。今回、私からは、防犯カメラについての補助を充実させてくださいと提案しました。この提案が、次の日の信濃毎日新聞の一面に大きく取り上げられ驚きました。そこには、防犯カメラで財政支援を、県市長会が国に要望方針、監視社会進行懸念とありました。
 渋谷のハロウィンは、約4万人の若い人などが集まる楽しいイベントですが、昨年のハロウィンではかなり行き過ぎた行為があり、車をひっくり返したり、車に乗って壊す事件がありました。その捜査で、3日後には、犯人の自宅まで判明したということで大変驚きました。大きな鍵となったのは防犯カメラです。渋谷の商店街、駅、コンビニにあるカメラを照合し、犯人を特定していく。それが、3日間で4万人の中から特定できるのはすごいことだと思いました。設置することによって安心もありますし、犯罪への抑止力にもなると思います。そういう意味で、国に防犯カメラの財政支援を要望していきたいと思います。保育園に付けたいという声もあります。実際にTwitterでアンケートをとってみると、概ね85対15で賛成でした。しかしながら、いずれも条件付きで、こういうことを整えてほしい、ルールはきちんと作ってほしい、という意見が多かったです。私はそういう社会もあり得ると思います。国が財政支援をすることがあってもいいと思いますし、要望していくわけですから、それを求めています。しかし一方で、誰が管理するのか、あるいは誰に見せるのか、見せる人を限定するならば誰が保管するのか、などを含めて、ルールをきちんと作っておかないといけません。監視社会への懸念がある中においては、市民参加型の会議体を作っていくことが必要ではないかと思っています。

  • アナウンサー

 警察の捜査がどういった形で及んでいくのか、その中においては現在、刑事訴訟法の中で捜査関係事項照会書がないと、カメラの映像は基本的にはチェックできません。

  • 市長

 捜査関係事項照会書は、各警察署長の決裁になるようです。照会書が提出された場合、佐久市として、捜査協力することがあるべき姿だと思います。そういう時の映像の提供に関して、法律で決まっていても、市民の方が全員知っているわけではないので、情報公開してお伝えする中で、ルールを作っていった方が良いと思っています。

  • アナウンサー

 皆さんはどのようにお考えでしょうか。現在、国からの支援体制がない自治体などが独自に防犯カメラを設置していく。これに対して県市長会としては、佐久市からの発案で、国に対して強い要望をしていくということでした。今後、この動きも注目してみていきたいと思いますが、しっかりとしたルール作り、これは欠かすことはできませんよね。

  • 市長

 例えば、定期的に見せてくださいということに関しては気をつけないといけないですし、誰と誰がいつ接触したか、あるいは定期的に接触していることを、知るべきでない人が知ることは避けていかないといけません。

  • アナウンサー

 続いては、中部横断自動車道の最新情報をお届けしていきます。

  • 市長

 中部横断自動車道の環境影響評価方法書説明会が行われました。佐久市でも市役所の8階大会議室で行われ、大勢の市民の皆さんにお越しいただきました。説明を受けた中において、期待が寄せられる会合でありました。いよいよ環境アセスがスタートしていく、一歩踏み出していく動きがありました。

  • アナウンサー

 現在、中部横断自動車道は八千穂高原ICまで開通、その先山梨の長坂ICまでのおよそ40キロメートル区間が現在基本区間のままとなっています。これに関して環境影響評価方法書、どういった形で調査していくか、どういった影響があるのかについて、佐久建設事務所のホームページなどでご覧いただけます。

  • 市長

 8月27日には、東京で期成同盟会と東信州次世代産業振興協議会が行われました。公明党の太田代議士にご案内いただき、私と上田市長さん、坂城町長さんで、財務省の担当主計官と国土交通省の道路局長にお会いして来ました。大変理解してくださっていて、前に進めていきたいとおっしゃっていました。活発な地元での動きもあり、東京で要請活動を行っています。

  • アナウンサー

 中部横断自動車道が、一日も早く全線開通してほしいですね。

  • 市長

 今回は佐久だけではなく、東信州、東信地域にも影響が出ることなので、一緒に要請活動を行いましたが、坂城町長さんはとてもユニークな方で、ショベルカーなどを造っている竹内製作所が、中部横断自動車道を使って、清水港から出荷していますと強調していました。年商1,100億円のすごい会社ですが、お得意さんにアメリカ大統領のトランプファミリーがいるそうです。トランプ大統領のお孫さんのアラベラちゃんが今一番楽しいことは、トランプ大統領のゴルフ場で竹内製作所のショベルカーをいじることだそうです。これだけ国際的な展開をしているので、中部横断自動車道は必要なんですよとお話をされていました。

  • アナウンサー

 信州からアメリカ、ワールドワイドにつながっていく、そういった効果もあるということですね。

  • 市長

 そういう話はおもしろく、印象に残って、話題が広がっていきますよね。その原点にあるのは、中部横断自動車道を使って清水港まで行き、そこから世界戦略していく、そういう会社が長野県の東信地域にあることが伝わることに意味のあることだと思います。

  • アナウンサー

 続いては、高速道路の安全について考えていきたいと思います。

  • 市長

(フリップを見ながら)
 次の段階として、国にお願いしていきたいのが、高速道路上にドクターヘリを停められるようにしましょうという話です。高速道路は事故が起こる可能性が高く、大事故につながることもあったり、周辺であっても高速道路に乗ってドクターヘリを待ったりすることもできるわけです。これを見ていただけると、中央道の岡谷JCTまでは充実しています。上信越自動車道は、閼伽流山トンネルのところにありますが、中央道と比較して少ないです。中部横断自動車道においても、佐久小諸JCTから長坂JCTまでの間にきちんとドクターヘリを停められるようにして、地域の安全性を高めていくことが必要となります。環境アセスが落ち着いたところで、こういう主張をしていきたいと思っています。

  • アナウンサー

 大きな事故といいますと、記憶に新しいのが平成28年1月15日、碓氷バイパスで、首都圏からのスキー客15名の方がお亡くなりになったバス事故がありました。そして、高速道路上でも大きな事故もある、そういう中で迅速な対応を考えますと、ドクターヘリは意味がありますよね。

  • 市長

 以前私が県会議員だった時、県が説明する例として、「ドイツで大規模な鉄道事故がありました。大変たくさんの人が重篤な状況になり、ドイツ中のドクターヘリが次々に降りてはピックアップして病院を往復しました。大事故が起きた時というのはドクターヘリが効果的です」という説明でした。
 大事故が起きる可能性は一定程度あるので、これから造る道路に関しては、そういう視点を入れた道路整備をしていった方が良いのではないですかということを場面が来たら話をしていきたいと思います。

  • アナウンサー

 我々においても非常に大きなインフラでもあります高速道路、より安心・安全に使える、これは本当に大切なことになりますね。

  • 市長

 改めて造るとなるとものすごくお金がかかるので、これから造るという時にやっておけば、改めて造るよりコストなくできるということです。上小や佐久広域連合なども力を合わせてしっかり伝えていきたいと思っています。

  • アナウンサー

 政治家の使命は、今行われていることに対していろんなことを支援していくことも重要だと思いますが、新しい観点が一番重要なことだと思います。

  • 市長

 高速道路の作り方について、市民の皆さんが、考えを深める機会は少ないです。しかしながら、そういうことを業務として職員も私もやっていることなので、情報をたくさんいただいたり触れる機会があるので、そういったことを提案していく、そして市民の皆さんに提案申し上げて、賛同を得て大きな運動にしていくことが大事だと思います。

  • アナウンサー

 それがより大きな市民福祉の向上につながっていきますよね。

  • 市長

 そう思っています。

  • アナウンサー

 いよいよ季節も夏から秋へ移り変わり、秋と言いますと〇〇の秋ということでいろんな秋のイメージがあると思います。市長が考えるご自身の〇〇の秋は、どんな秋ですか?

  • 市長

 今年は、読書の秋にしたいと思います。読みたい本がありますので、考えていきたいと思います。

  • アナウンサー

 皆さんにとって名実ともに実り多き素晴らしい秋となりますように。
 まとめになりますが、この放送をご覧の皆さんに市長からのメッセージをお願いします。

  • 市長

 季節の変わり目、これから台風シーズンになりますので、災害にはしっかりと備えをして、佐久市としても市民の安心安全を守っていきたいと思います。

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企画部 広報広聴課
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