このページの先頭です
このページの本文へ移動

「エストニア共和国公式訪問」その他について(7月18日)

更新日:2019年9月19日

  • アナウンサー

 エストニア共和国公式訪問について、お願いします。

  • 市長

 7月2日から9日までの8日間、神津議長と姉妹都市・友好都市親善協会の佐々木会長と公式訪問団を作り、一緒に行ってきました。

  • アナウンサー

 その公式訪問ですが、オリンピックに向けて大きな動きがあったんですよね。

  • 市長

 今まで12年間、友好都市として交流をさせていただきましたが、交流も大変深まってくる中において、姉妹都市に格上げをしませんかとお話をさせていただきました。そして、令和元年5月1日、令和の始まった日に、エストニア共和国サク市の市長、議長にお越しいただき、姉妹都市の調印式を行いました。今回の訪問は、逆にご招待をいただき、エストニア共和国サク市を訪問し、それにあわせてエストニア共和国陸上競技協会の代表者、そしてオリンピック・パラリンピック委員会の皆さんともお会いしてきました。

  • アナウンサー

 実際にお会いして調印が行われたそうですが、協定の内容は具体的にどんなことが決まったのですか?

  • 市長

 2020年東京オリンピックが日本で開催されるにあたって、エストニア陸上競技の事前合宿を佐久市で行うことが内定していましたので、エストニアオリンピック委員会の代表の方と正式調印を行いました。

  • アナウンサー

 佐久市でも様々なサポートをしていくんですよね。

  • 市長

 トレーニング場所は佐久総合運動公園の陸上競技場を使用し、宿泊は佐久グランドホテルとなります。これはエストニアから訪れた方が事前に確認をして、食事の提供状況やベッドの大きさ等も確認をした上で決定しました。60名くらいの皆さんがお越しになる予定で、特にやり投げの選手がメダリスト候補としています。練習風景はすべてオープンでいいですよということですので、市民の皆さんもご覧いただけると思います。

  • アナウンサー

 やり投げに有力な選手がいらっしゃるんですか。

  • 市長

 エストニアの方は大柄な方が多いので、体格を活かした、投てきが得意分野ということです。事前合宿の話をした時に最初にされた質問は、ハンマー投げができる会場ですか?ということでした。投てきに関しては非常に強いですし、その一番力の入っている競技が来ることは私どもとすれば大変うれしいことです。その他の競技もご検討ください、Welcomeでお迎えしますということをお話してきました。

  • アナウンサー

 大変楽しみになりますね。

  • 市長

 オリンピックも大変華やかな祭典であり素晴らしいのですが、加えてパラリンピックも行われます。佐久市でスペシャルオリンピックスが開催された時、花岡茂元市議のお宅では選手のホームステイも行われました。これまでも交流があるのですが、パラリンピックではフェンシングと水泳で何人かの候補者がいますとおっしゃっていましたので、情報交換する中で事前合宿を行えるかどうか検討していくことになりました。

  • アナウンサー

 佐久市全体としても応援していきたいと思います。

  • 市長

 平賀に株式会社明治の軽井沢工場がありますが、2020東京オリンピック・パラリンピックのゴールドパートナーです。エストニアの選手団や株式会社明治が一緒になってPRすることはゴールドパートナーだからできるそうです。そちらの調印も間もなく行われますが、株式会社明治とエストニア選手団と佐久市で、佐久市がエストニアのホストタウンになっていることを市民の皆さんに触れる機会を作っていくことにしています。

  • アナウンサー

 今回の公式訪問では、エストニア共和国大統領や日本大使館臨時大使を表敬訪問され、佐久市についてのPRも行われたんですよね。

  • 市長

 他の国の国家元首にお会いできるのは大変ありがたいことだと思います。エストニアと日本で姉妹都市というのは、エストニア共和国サク市と長野県佐久市だけなので、そういう意味では大変丁寧にご対応いただいています。大使館とも非常に密に連絡を取っていますので、大使館からお願いをしていただき、大統領にお会いすることができました。カリユライドさんといい、2020年の開会式には国家元首として招待されていると思います。東京に行きたいとおっしゃっていたので、その際には、新幹線で75分の長野県佐久市にぜひお越しくださいと申し上げさせていただきました。

  • アナウンサー

 佐久市のPRという部分では、お酒もひとつのポイントになったようですよね。

  • 市長

 日本酒のことを国酒と書きます。総理になるといくつかの公式行事や関連のものがあり、ご自身が海外に出る時はそのお酒を持っていくそうです。そういう中で、日本酒は各大使館で使われています。その時に、在エストニア日本大使館の中において、ぜひ佐久のお酒を使ってくださいとお願いをしました。品評会で金賞を取りましたと書いてあるものがよく店頭に出ていますが、金賞を取ると各大使館に参考資料が配られます。全国で金賞を取ったお酒で今年のできがいいお酒のリストが全世界の日本大使館に配られて、その中から選ばれるそうです。その中で佐久のお酒でも金賞を取る立派な清酒、蔵がありますので、利用していきたいと思いますという前向きな意見をいただきました。

  • アナウンサー

 やはり佐久のもの、日本のものを好んでもらえるのはとてもうれしいことだと思います。市長のツイッターでも、エストニアではポッキーがすごく人気という話もありました。

  • 市長

 5月に市長、議長がお越しになった時に、中込の居酒屋で親善協会と訪問団の皆さんとの懇親会がありました。日本のお土産は何を買っていくんですかと尋ねたら、「ポッキーを買っていく」という話をされたそうです。バリエーションもたくさんあって、中にチョコレートが入っているものや、イチゴ味やミント味などいろいろありました。

  • アナウンサー

 それだけバリエーションがあると喜び方もまた違ったんじゃないですか。

  • 市長

 トランクの半分がポッキーでしたよ。
 日本のお菓子は、すごく水準が高いと思います。モンゴルに行った時はグミを持っていきましたが、非常に支持率が高かったですね。

  • アナウンサー

 そういった甘いものも海外の方に人気という中で、佐久市はケーキ・スイーツの街であるので、また来ていただいた時には堪能していただければ嬉しいですよね。

  • 市長

 それいい考えですね。佐久はケーキの街ですから、今度、中学生がお越しになった時に、全部別々の種類のケーキをお出しするのもいいですね。

  • アナウンサー

 エストニアの訪問の際には、5年に一度行われるエストニア共和国の歌と踊りの祭典にも招待されたそうですが、そちらのお話もお願いします。

  • 市長

 人口の10%の13万人が集まる祭典だそうです。13万人も移動できないので、街の中から3km~4km、パレードをしながら歩いて行きます。民族衣装を身にまとったり、あるいは小学校・中学校で合わせて作った洋服だったりとか、非常に華やかなものでした。会場では、大統領がご挨拶されて、オリンピックみたいに聖火が灯され、そして歌い始める。これは世界遺産になっているそうで、素晴らしい音楽祭でした。

  • アナウンサー

 エストニアの方々は音楽を大切にしている中で、佐久でも音楽のイベントが行われていますので、これからもそういったものが、佐久市で行われてほしいですね。

  • 市長

 いろいろ盛り上げていきたいと思います。歌と踊りで1991年ソ連から独立した国であり、彼らにとっては大切なものが歌だったんですね。

  • アナウンサー

 最後になりますが、佐久市にも以前来られたことがあります把瑠都佐久市親善交流大使ともお会いされたと伺っておりますので一言お願いします。

  • 市長

 把瑠都さんは国会議員となり、オリンピック事前合宿なども一緒にロビー活動をしてくださいました。そして、今回の訪問の際も、かなりの部分をご一緒いただき、非常にフレンドリーにしていただきました。とても交流が深まりましたし、把瑠都さんはエストニアの中で国民的英雄ですので、強い味方だと思います。

  • アナウンサー

 それではここで、市長からのリクエストソングをお届けしたいと思います。曲紹介をお願いします。

  • 市長 

 この季節なので空がどんよりしていることも多いですが、吹き飛ばすような曲ですので、お聴きください。渡辺美里で「夏が来た」。

  • アナウンサー

 それでは最後になりますが、お聴きの皆さんに一言お願いします。

  • 市長

 この夏、ぜひ応援したいと思うことのひとつは、新海誠監督です。「天気の子」は、この夏大きな話題になる映画だと思います。彼自身大変強い思いを持った渾身の作だと思いますし、大変期待しています。新海誠監督の地元ですので、全力で応援していきたいと思います。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

お問い合わせはこちらから

本文ここまで

サブナビゲーションここから
ページの先頭へ