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「市民の健康長寿の実現に関する都市連携協力協定」「信濃川水系緊急治水対策」その他(2月13日)

更新日:2020年2月25日

  • アナウンサー

 最近の話題として、2月10日、佐久市戦没者追悼式が行われました。

  • 市長

 人の命が尊いものであることはどの時代でも共通ですが、今回の台風で悲しいことに2名の尊い命が失われました。先の大戦では2,769名の方が命を落としました。そのことを74年経った今でも引き継いでいかないといけないと思っています。遺族会の皆さんともお話をして、台風があり少し時期は違いましたが、今年度は2月10日に行いました。
 県立武道館ができますので、今年の長野県戦没者追悼式は、佐久市で行う予定です。全県下から遺族会の皆さん、関係者の皆さんが武道館に集まって行います。戦没者追悼式は、遺族会のためだけにあるわけではありません。より多くの市民の皆さんが参加するような社会的なものにしていくことを目標としています。これからも呼びかけをしますので、ぜひご参加いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 戦争の悲しさや痛ましさを次の世代に伝えていく重要な式になりますよね。

  • 市長

 田中角栄が、「今の時代は戦争を経験している人がたくさんいるから良い。本当に危ないのは、戦争経験のなくなった時代。この時が危険なんだ。」と仰っていました。そういう時代に近づいているのが今ではないかと思います。

  • アナウンサー

 戦争で犠牲になった佐久の先人の皆さんに思いをはせながら、そういう皆さんの思いを正確に知ることが大事なことではないかと思います。
 2月10日、台風19号の影響で延期になっていた、第15回佐久市戦没者追悼式が行われたという話題をお伝えしました。
 そして、今話題になっているのが、新型コロナウイルスです。

  • 市長

 まずは手洗い・うがいをしていただくことです。マスクをしている方も多くいらっしゃいます。人混みの中でマスクが無い場合は、ハンカチなどを口・鼻にあてることも効果があると言われています。もし何らかの理由で、コロナウイルスが疑われる場合、すぐに病院に行ってはいけません。まず保健所に電話をします。保健所の電話番号は、0267-63-3111です。万が一陽性であった場合、病院に行くだけで蔓延してしまう可能性がありますので、そういう形になっています。今後、クルーズ船から陽性の方が長野県に入ってくる可能性があるという報道がありました。そのことについて、市町村長には伝えられるそうです。報道関係の方、佐久市民からも聞かれることがあると思いますが、今の段階から申し上げさせていただくと、どういう質問があっても、答えられないということを決めておきたいと思います。

  • アナウンサー

 新型コロナウイルスに罹っているかもしれない方は、きっかけをご自身が分かっているわけですから、今の時点で佐久保健所63-3111に問合せていただきたいと思います。
 罹っている方も個人情報がありますので、発信ができない、答えられませんという表現にはなります。

  • 市長

 医療機関も発表されません。いろいろなご意見があると思いますが、緊急事態でありますので、国・県の医療的な見地のある方の判断に従っていこうと思います。新型コロナウイルスに対して、国・県と連絡をとって、佐久市ができることはすべて行っていくことはお約束しておきたいと思います。

  • アナウンサー

 情報に惑わされることなく、うがい・手洗い等できることをしっかり行っていただきたいと思います。
 続いては、市民の健康長寿の実現に関する都市連携協力協定についてお願いします。

  • 市長

 福島県いわき市と協定を結びました。佐久市は、長い間、生活習慣に対しての運動など保健活動を行ってきました。こういった活動に対する医療機関、保健師、市民、行政等の関係をいわき市の皆さんに勉強していただけると思います。いわき市は3.11東日本大震災や今回の台風19号の時に長期にわたって避難所を開設しました。佐久市は、大きく言うと3,000人避難は1日でした。これが長期にわたった時、どうやって健康管理をしていくかを経験のあるいわき市から学びたいと思っています。この協定は、3年間に限って行っていきます。佐久市からいわき市に行って講演を行ったり、いわき市の皆さんがおいでになって、ポールウォーキングを学んだり、行政が実際に行っている取組などを学んでいただく予定です。

  • アナウンサー

 台風19号で被害のあった佐久市ですが、いわき市から避難所の開設など災害で培った経験を佐久市でも伝えられるということですね。

  • 市長

 実際にノロウイルスが出てしまったそうです。それに対する対処は、知っておくべきことだと思います。そんなことを勉強していきたいと思います。

  • アナウンサー

 いわき市も震災をきっかけにいろんな市町村から人が入ってきて人口が多くなった地域ですから、佐久市の医療に対する取組を生かしていけますし、良い関係が築けますよね。

  • 市長

 お互いに良い関係にしていこうと思います。とりあえず3年間を区切りとして行っていきます。

  • アナウンサー

 市民の健康長寿の実現に関する都市連携協力協定ということで、福島県いわき市と協定を締結したという話題でした。
 続いては、信濃川水系緊急治水対策についてです。

  • 市長

 千曲川が信濃川に変わって日本海に流れていきますが、川下から川上まで様々な治水対策を行います。台風19号レベルのものがもう一度来たとしても、災害を引き起こさないような対策を打っていくため、国・県、被災した41の自治体が共に取り組んでいく計画です。ここでより具体的に出てきたのが「ビルド・バック・ベター」、改良復旧です。災害は原状復帰が原則ですが、そこに踏み込んで、入沢、常和、滑津川の決壊した石神周辺は改良復旧が進みます。加えて、志賀川については強固にしていきます。壊れないような恒久性のあるコンクリートで固めていきます。佐久市に遊水地を造っていきたいというのが国の考えです。災害に強い佐久市をつくっていくため、全面的に協力していきますと申し上げました。いろいろな事情があるとは思いますが、一番学問的に効果のある場所、本当に安全性が高まる場所にしてくださいとお願いしました。

  • アナウンサー

 いつも見ている千曲川が変わってしまったことに心を痛めながら生活している方がいらっしゃる中で、このニュースは1つ明るいニュースと言えるかもしれませんね。

  • 市長

 心が痛い状況がありますが、前向きに強いものをつくっていくことに気持ちを合わせていきたいと思っていますし、国もかなり踏み込んで今回取り組んでいただいたように感じます。

  • アナウンサー

 信濃川水系緊急治水対策についてお話いただきました。
 月に一回、市長からのリクエスト曲を楽しみにしていらっしゃる方もいるかと思います。先ほど県立武道館の話も出ました。

  • 市長

 ご案内の通り、間もなく県立武道館が完成いたしますが、こけら落としオープニングイベントとして、さだまさしさんのコンサートが行われます。4月4日17時開場、チケットは全席8,800円、電話番号025-246-3939にお問い合わせください。
 また他にも、ローソンチケット、チケットぴあでも購入できます。
 今日は、さだまさしさんの曲をお届けしたいと思います。
 さだまさしで「北の国から」

  • アナウンサー

 こけら落としはさだまさしさんですから、チケットを購入して県立武道館へ是非お越しください。
 最後になりますが、一言お願いします。

  • 市長

 季節の変わり目となり、風邪等も流行っていますが、まずは手洗い、うがいの励行になるかと思います。行動が徹底されていることによって、インフルエンザは例年よりも流行っていない状況ということなので、このままいきましょうということでお願いしたいと思います。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

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