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「先進7か国首脳会議外相会合」「佐久市議会第3回定例会」その他(9月7日)

更新日:2022年11月17日

  • アナウンサー

 まずはG7の話題からお聞きします。

  • 市長

 先頃決定し発表されましたが、先進7か国首脳会議、サミットですがG7外相会合が来年軽井沢町で開催されるということです。来年の4月、新緑の季節に軽井沢で外務大臣会合が行われるということで大変大きな話題にもなりますし、これまでにもG7、G20がありましたが、それまでにも増して今の世界のなかでの外相会談というのは大変注目される会議になると思います。

  • アナウンサー

 G7は5月にも広島市で開催されています。

  • 市長

 広島で行われるのが本番です。大統領、首相が集まって行われるところですが、その各大臣級の会合が軽井沢で開かれるということです。軽井沢においての国際会議都市を目指そうという方向は、とても相応しいと思いますし、地域にとっても資産でありますので多くの皆さんの期待もあり、また佐久広域連合の仲間でありますのでぜひできることを探して応援していきたいと思います。

  • アナウンサー

 軽井沢町では2016年9月にG7交通省会合、そして2019年6月には20か国地域G20エネルギー環境関係閣僚会合が開かれているということで、やはり軽井沢は開催しやすさがあるのでしょうか。

  • 市長

 特に今回、安倍元総理の話もありましたので、警護ということについてとても正確に行わなければなりません。軽井沢町はひとつのまちでひとつの警察署を持っており、これはかなり特殊なのですが、実際に皇室の皆さまがおいでになることも多くありますし、総理はじめ用心がおいでになることも多いので、それに対しての警護というのは大変手厚く、また優れた知識と技術をお持ちであります。その辺りも評価されたのだと思います。
 サミットは最初、フランスのジスカール・デスタン大統領が提案して始まりました。日本では福田赳夫総理のときだったと思います。そのなかで昭和54年頃に東京サミットが行われました。そのときに私は朝日小学生新聞を読んでいて、そのなかで昨日の晩餐会で出た料理のメニューが新聞に出ていました。そのなかにデザートは巨峰と書いてあって、長野県東部町と書いてあったのです。子どもながらに、日本で行われる国際会議のディナーのデザートに、長野県東部町の巨峰が出たということで強く印象に残っています。東信地域、東部町はいま東御市ですが、その地域のぶどう文化はかつてから高く評価されていたのだと、こういった違う側面も国際会議を見るなかでは楽しめると思います。

  • アナウンサー

 そして2019年のG20エネルギー環境関係閣僚会合時には、瓶詰した浅麓水道企業団の天然水が提供されたということです。

  • 市長

 ボトルには、軽井沢ブルワリーさんのボトルを使っていました。軽井沢ブルワリーさんのビールはプラザ佐久にも売っていますが、瓶の蓋がツイストトップという形で、手で開けられます。会社から聞いた話では、手で開けられるのは日本では唯一このボトルですという説明を受けました。少し高級感があるウォーターボトルを活用して、私どもが浅麓水道でご用意させていただいて、国際会議で使っていただいたということです。

  • アナウンサー

 浅麓水道企業団の天然水は私も飲んだことがありますが、非常に飲みやすくて美味しい印象があります。

  • 市長

 硬度が高く、とても人気のあるお水です。

  • アナウンサー

 先進7か国首脳会議外相会合が、2023年春に軽井沢町で開催決定という話題をお伝えしました。
 続きまして、令和4年佐久市議会第3回定例会についてお聞きします。

  • 市長

 すでに開会しており、9月29日まで行われます。27件の議案がありますが、今回の9月議会というのは決算議会です。令和3年度で使ったお金、予算案をつくって議会に認めていただいて、そして予算執行をしますが、確かにこのように使いました、ということを議会に報告します。その内容を精査して議会は認定をするという、500億円を超える予算に対しての執行、それを決算認定していくという大変重要な予算になります。
 加えて今回約20億円の補正予算を提出していますが、このなかで皆さんの生活に大きく関わるのがプレミアム付き商品券助成事業ということで、市民1人あたり3000円の商品券をお送りします。これは景気対策、物価高騰がありまして、食料品、外食、輸送費などサービス関連も含めて色々なものが値上がりしていることに対する生活支援として、市民お1人につき3000円の商品券をお送りします。活用していただきたいと思います。
 また、デマンド交通について、今まで月曜から金曜だった運行に土曜日を加えようということで、10月中旬からスタートします。もうひとつ、キャッシュレス化が進んでいくなかで、このデマンド交通もキャッシュレスでということで、スマートフォンにアプリケーションを入れて決済をすることもできるのですが、QRコードを印刷した紙のカードを購入していただくと、2000円分で2200円分が利用できるというお得なものを用意していこうという形で、この関連予算になります。

  • アナウンサー

 デマンド交通に対するこれまでの印象はいかがでしょうか。

  • 市長

 いくつかの特徴がありまして、免許返納をされようとしている方、高齢の方、妊娠中の方や障害がある方など運転をすることが難しい境遇やタイミングはありますが、そういうときに非常に使いやすいものだと思います。だいたい1中学校エリアは200円で移動できます。横に行く場合はプラス200円、最大でも600円で佐久市内を移動できますので、何かあったときには使いやすい状況というのが作り上げられつつあると思います。

  • アナウンサー

 素晴らしいシステムです。
 そしてプレミアム付き商品券も1万円購入で3000円のプレミアムがつくということです。

  • 市長

 プレミアム付き商品券は9日まで募集されているので、皆さんもお買い求めいただけますが、この3000円の商品券というのは、何もしなくても家に送られてきます。これは物価高騰に対して市民生活を支えていくためのものという形で、LINEの公式アカウントで市民アンケートを取ったところ、やはり全ての市民への生活支援を求める声が大きかったことを受けて対応したものです。

  • アナウンサー

 取扱店も非常に増えた印象があります。

  • 市長

 増やしていく工夫を皆さんしていただき、お店にもご協力いただいています。

  • アナウンサー

 続いて、佐久平駅南土地区画整理事業についてです。

  • 市長

 佐久平駅を伴う駅ビルは、1998年の長野オリンピックにあわせて新幹線が開通してセットされたものです。そのときは60ヘクタールの区画整理事業、メインになる店舗はイオンさんでした。この60ヘクタールの土地利用が進んで99%という形になりましたので、21ヘクタールの新たな取り組みということで都市的土地利用を行う佐久平駅南土地区画整理事業を行ってきました。9月27日に道路の開通式を行い、15本の市道を一気に開けていくことになりますが、新たな時代の幕開けだと思います。

  • アナウンサー

 いま移住者が増えている現状がありますが、そのなかで佐久平駅南エリアも非常に活発になるのではないでしょうか。

  • 市長

 カインズホームさんは皆さんもご存じのようにDIYを中心に店舗展開されています。フォレストモールさんの方で話題になっているのは、ワークマン女子、シューズのラインナップも期待されています。ワークマン女子は、ワークマンのレディースを対象にしたというもので、国内6店舗目、県内初ということです。先日、東京出張で銀座4丁目にあるワークマン女子を除いてみましたが、これは期待に応えられるものだと感じました。作業をするときの服ですが、かなりスタイリッシュなものも多かったですし、驚いたのは作業に使う靴などが1000円前後で販売されており、価格破壊だと思いました。とても話題になるのではないでしょうか。

  • アナウンサー

 佐久平駅南の土地区画整理事業には非常に期待が込められていると思います。
 最後に、新型コロナウイルス感染症の感染急拡大についてお聞きします。

  • 市長

 これまで県が発出しておりましたBA5対策強化宣言、これが9月4日で終了しました。基本的な感染予防は続けていくわけですが、私も毎日Twitterで東信地域あるいは佐久広域11市町村の感染内容をご報告していますけどもピークは越えた感じがします。これがもう一度波が出てきてしまうのか、あるいは収束に向かうかは分かりませんが、とりあえずはだんだんに落ち着きつつあるという形だと思います。今後4回目の接種がスタートしていきますので、ぜひともまた皆さんの接種をお願いしていきたいと思っています。

  • アナウンサー

 感染症に関して思いを寄せていただきたいと思います。ワクチン接種ができる会場も増えています。

  • 市長

 だんだん集団接種から個別接種に移動しつつある方向で、身近な病院でも打てるようになっていくと思います。
 少し宣伝させてもらいたいのですが、「ランタン」という観光協会で出している雑誌が、佐久市役所や各観光地、道の駅などにもあります。佐久の観光のなかでいま成績を伸ばしているものの一つにキャンプがあり、「ランタン」はキャンプに特化した雑誌ですが、ここに今回、成田悠輔さんの「恵みと災い」というエッセイが書かれています。成田悠輔さんは大変話題の方でインテリジェンスの塊のような方であります。ぜひ手に取って見ていただきたいと思います。

  • アナウンサー

 佐久市にも本当にキャンプ場が多くありますから、PRにもなります。
 最後にメッセージをお願いします。

  • 市長

 9月27日に安倍元総理の国葬が行われることとして現在準備が進められています。昨日、部長会議の席で、私たちが行い得るのは国旗掲揚というものについて佐久市としてどのような対応を取るか意見交換をしました。弔意を表すときに半旗、高さを全部上げるのではなく途中で止めて弔意を示すものであり、本来であれば国葬ですのでそういったことを行うことが相応しいと思っていますが、いま国論を二分するさまざまな意見があるなかにおいて、半旗の掲揚は差し控えようということで合意形成を取ったところです。本来であれば、国家の大変な功績があった方に対して弔意を示すことも私はとても大切なことだと思いますが、現状においてはそれを行い得る状況にないということで決定したところでございます。これから色々話題になると思いますが、市としての姿勢を決めたところでございます。

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企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

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