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「デジタル田園都市国家構想交付金について」「一般社団法人レインボーウォーキングが発足」その他(10月12日)

更新日:2022年11月17日

  • アナウンサー

 今朝の信濃毎日新聞に、塚田さんという方の小説の話題が載っていました。

  • 市長

 塚田さんは、金沢市で行われている全日本高校生WASHOKUグランプリという催し物にかつて出場し、第1回目のWASHOKUグランプリで優勝されました。そのことを題材にして物語をしたためられたのが「コイのレシピ」という小説で、いま佐久市内の平安堂さんと西澤書店さんに平積みされており、SNS上でも非常に話題になっているということであります。佐久市内のいくつものお店が登場し、実在する市内の高校とおぼしき表現もあるようで大変楽しんでいただけると思います。この小説自身もいくつものタイトルを獲得しているということで話題になっているようです。BMSGという塚田さんが着ていたTシャツも、その筋では有名で支持が高いということで、これも一つの理由となって私のツイートもいわゆるバズるという状況になっていました。32万人の方がご覧になっていたということで、一つの大きな話題になっていると申し上げてもいいと思います。

  • アナウンサー

 これをきっかけに、佐久のことが全国に広まるといいと思います。

  • 市長

 色々な方法で佐久のイメージを膨らませてほしいと思います。

  • アナウンサー

 秋の陽気も深まってまいりましたが、今の時期は台風の被害が各地で出ています。

  • 市長

 9月は連休が2回ありましたが、2つとも台風によって少し天気が不安定な状況でありました。特に9月23日、友好都市の静岡市で断水が続いていたということで、佐久水道企業団から給水車が応援に行ったり、佐久市のペットボトルをお届けしたりというというような救援活動をさせていただきました。

  • アナウンサー

 これは友好都市であるからということでしょうか。

  • 市長

 友好都市の皆さんとは災害協定を結んでいますので、それに基づいて行います。
 私は小学生のときの修学旅行が清水市でした。そういうことも自分の気持ちのなかでありますし、その他にも中部横断自動車道の活動を一緒にしていて、田辺市長さんもよく存じ上げている関係なので、電話をしながら何か困ったときには、ということでありました。給水車が行って午前7時から午後9時頃までずっと活動していたということなので、かなりハードな給水活動だったようです。水源からタンクに水を入れて、給水車を断水されているエリアに持っていって活用いただくという活動をしていただきました。

  • アナウンサー

 続いて、市長がTwitterでデジタル田園都市国家構想交付金についてつぶやかれていましたが、どういったものなのでしょうか。

  • 市長

 地方創生という言葉がありましたが、これが置き換わります。今まで地方創生という形で地域の特徴を活かして、それぞれ切磋琢磨していくということでやってきました。それが岸田政権になったなかにおいて、デジタル田園都市国家構想となりました。少しややこしく言うと、岸田さんの派閥のご先祖様のような、大平正芳さんという総理がいらっしゃったのですが、昭和50年代に大平さんが田園都市構想というものを打ち上げて政権をとりました。時代を超えて令和に岸田さんが同じ派閥のなかで、大平さんの構想を現代版にしてみるということで「デジタル田園都市国家構想」に置き換えました。これからの地方都市は、デジタル技術を使って地域の魅力を発揮していきましょう、あるいはデジタル社会というのは地方にいても中央にいても同じですので、デジタルという技術を使ってその地域に暮らしていく魅力をパワーアップしていきましょうという構想です。

  • アナウンサー

 市長は、そこに女性の社会進出を掛け合わせたいということですね。

  • 市長

 このデジタル田園都市国家構想のなかにも、デジタル人材をしっかり作っていくという考え方があります。特にデジタル女子、デジタル技術を持った女性を育成していくという考え方があるのです。デジタル人材は今320万人必要だと言われていますが、すでにいらっしゃるのが100万人で、あと220万人をつくっていかなければならない、これをこの3年間で育成していきますという国の方針があります。佐久市においても女性のデジタル人材を学びやすい状況、あるいはデジタルの技術を身につけた方が起業しやすい、あるいはお勤めしやすい仕事を作っていく。デジタル人材をつくることと、デジタル人材となった方々が働く場所をつくるというサイクルを作っていきたいと思っています。

  • アナウンサー

 佐久市や長野県出身の私の同級生も、東京に一度出ると戻って来られない理由として「仕事がない」という話をよく聞きます。デジタルで働く場所を選ばずに自分の好きな仕事ができるようになれば、佐久に住む方も増えると思います。

  • 市長

 佐久市の人口を見てみますと、18歳の大学進学のタイミングで男性も女性も激減します。そのなかで20代前半の男性は一定程度戻るのですが、女性はなかなか戻れないということがあります。これは佐久市だけでなく、地方都市はみんなそうです。そのときに必要なのは働く場所や、もっと正確に言えば女性が生き生きと暮らせる場所、働ける環境だと思います。女性が帰ってこられる地域と帰ってこられない地域の特徴を見ますと、所得です。女性が働いたときにきちんと所得を上げられる地域には女性が戻ります。上げられない都市は戻ってきません。
 このデジタル人材は、いま調べていくなかで、非正規であっても時給8000円程になります。3時間で20日間となれば48万円。48万円を額面で受け取れるとなるとそれなりのことです。副業、いまはパラレルキャリアという言い方をしますが、ひとつの仕事を持っていながらもう一つの仕事を持つという意味でも、デジタル人材の育成に力を注いでいきたいと思っています。女性とデジタルは親和性が高いと思います。

  • アナウンサー

 私自身も、デジタルに強い女性になりたいと思っていますので、そういった活動があれば参加したいと思います。
 続いては先日、一般社団法人レインボーウォーキングが発足したという話題です。

  • 市長

 理事長が元Jリーグチェアマンの村井満さんで、私も理事に加えていただいておりますが、基本となる技術はマイクロストーンさんという会社で、ザ・ウォーキングという機械があります。これはジャイロセンサーによって、歩き方を正確にデータ化するというものです。ジャイロセンサーがついたリュックサックのようなものを背負って、手や足、腰などの動きを正確にデータとして読み取ります。Aタイプの歩き方の方は1のストレッチをやってください、Bタイプの歩き方の方は2のストレッチをやってくださいという形で、正確な歩き方、健康な歩き方へと導かれていくのです。このことを佐久平浅間小学校でやってみたところ、保健室に行く児童が激減しました。これを全国に普及していこうという社団法人です。村井チェアマンが理事長で、私もマイクロストーンの白鳥社長もお入りになっていますが、今度元マラソン選手の高橋尚子さんも理事に加わり、先日お話をさせていただきました。健康都市を目指す佐久市から発信して全国展開していきたいという動きが始まりました。

  • アナウンサー

 歩くと言うことは一生伴う運動ですので、大変重要だと感じます。

  • 市長

 高橋尚子さんも「歩くということも走るということも、みんな学ばないで自然に行っていますが、このことが健康と密接な関係があります」と仰っていました。このことを全国に健康になるために普及させていきましょうということで、ここに皆さん賛同して集まってきています。これは若い方からお年寄りまで必要な情報ですし、転倒予防にもなります。健康なからだ、美容のためにも必要な情報の普及に努めていきたいと思います。

  • アナウンサー

 最後に一言お願いします。

  • 市長

 今日から国内旅行への新たな割引がスタートしますし、海外からの水際が緩和されます。そういったなかで楽しみも増えていきますが、感染予防については気をつけながら楽しんでいただきたいと思います。

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