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10 学校の理科室にもっと実験器具を増やしてほしい

更新日:2022年9月2日

質問者:東小学校 原 拓海(はら たくみ)さん

僕は、東小学校のみんながたくさん学習するために、実験器具を増やしてほしいです。まず、一つ目に気体検知管を一人一本使えるようにしてほしいです。とても便利な器具なのに、一度失敗してしまうと、使えなくなってしまうからです。二つ目に、大学などの講師の方に、発展学習をしてもらいたいです。そうすることで、授業の中で実験したことがもっと頭に入ると思います。東小学校の理科室が安全で学べるような場所になるように、実験道具を増やしたり、みんなが大好きな理科をさらに発展的に学べる環境を整えてほしいです。

答弁者:教育長

東小学校 原 拓海 さんの二つの質問のうち、一つ目の「実験器具を増やしてほしい、とくに気体検知管を一人一本使えるようにしてほしい」という点についてお答えします。
気体検知管は6年生の理科の学習の中で、「ものの燃え方と空気」「ヒトや動物と空気」「植物と空気」という三つの単元で使われ、それぞれ酸素用、二酸化炭素用と調べる空気の種類によって使われる気体検知管が違ってきますので、全ての実験で一人一本ずつ使うとすると、とてもたくさんの検知管が必要となります。そこで、東小学校では、グループごとに実験に応じて本数を割り当てて利用しています。
市教育委員会といたしましても、東小学校は限られた本数の検知管の使用方法について、よく工夫していると思います。皆さんの学びの場を整えるには、ほかにもたくさん費用がかかることがありますので、検知管を一人に一本そろえることはできないのが現状だからです。これからも限られた実験器具を大切に、工夫して使っていってほしいと思います。
二つ目の「大学などの講師の方に発展学習をしてもらいたい」との質問についてです。
まず、授業で扱う内容を超え、さらにそれを発展させた学習をしたいという原さんの意欲はとても素晴らしいものです。理科の学習に限らず、身の回りのことに疑問をもって、なぜ、どうしてと学びを進めていく姿勢はとても大切です。
ところで、佐久市には図書館や子ども未来館があります。また、地域には野菜のことなら何でも知っている畑の先生と呼ばれている人や古い歴史にとても詳しい年配の方もいます。大学などの講師の方に限らず、こうした多くの方々に疑問に思ったことを直接聞いてみたり、自分で調べまわったりすることもとても大切です。
原さんを始め、東小学校の皆さんの発展的な学びのために、何をどのように工夫したらよいか、学校と教育委員会で一緒に考えていきたいと思います。

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