みなみのかんむり座
更新日:2023年6月15日
(うすだスタードームで撮影)
(株式会社アストロアーツ/ステラナビゲータ9で描画)
星座データ
正式名…Corona Australis 略号…CrA 肉眼星数…29個 設定者…プトレマイオス 見やすい時期…8月~9月
星座物語
夏の代表的な星座、いて座の南でひっそりと輝く小星座、みなみのかんむり座。みなみのかんむり座は紀元2世紀ごろにプトレマイオスが定めた「プトレマイオスの48星座」にもある古典的な星座ですが、特に神話や伝説が残されていません。中世ヨーロッパではいて座が落とした冠だというお話がかろうじて伝えられています。
みなみのかんむり座の見つけ方
いて座の南を探します。形もよくつなぎやすいのですが、日本からは南の低空のため地上光が少しでもあると見えなくなります。
みなみのかんむり座の星雲・星団
★みなみのかんむり座R星雲 みなみのかんむり座R星(R CrA)という変光星の周りの星雲で、ハッブルの変光星雲(NGC2261)やハインドの変光星雲(NGC1555)のように形や明るさが変わる星雲として有名です。日本からは高度が低く、見るのは困難です。
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