国史跡 龍岡城跡

更新日:2026年5月28日

龍岡城跡の概要

 昭和9年(1934)5月1日に国史跡に指定され、函館五稜郭とともに日本に二つしかない星形稜堡(りょうほ)を持つ洋式城郭です。
 信州佐久に1万2千石、現在の愛知県岡崎市の三河国奥殿(おくとの)に4千石の領地を持つ大給(おぎゅう)松平氏は、宝永元年(1704)以来160年間にわたり奥殿に本拠を持ちながら、佐久にも陣屋を置き、領内25ヶ村の統治を続けてきました。
 11代乗謨(のりかた)の代となり、幕末激動の情勢に応じて、信州に本拠を移すことを計画し、文久3年(1863)6月に陣屋を置いていた田野口の地に新陣屋建設を決め、元治元年(1864)に着工し、慶応3年(1867)に竣工しました。用地1万余坪は田野口村から、また石材・木材などは領内から献納され、総費用は4万両余に上りました。
 乗謨は学才・識見ともにすぐれ、幕府の陸軍奉行・陸軍総裁・老中格などの要職を歴任しました。また洋学にも詳しく、練兵は他藩に先んじてフランス式を採用し、陣屋建設にあたってはフランスのヴォーバン元帥が考案したとされる稜堡式築城法を採用し、築造されたのが五稜郭です。
 この築城様式は大砲の進歩に伴い近代要塞に一歩近づいたもので、稜堡突端部に砲台を設けることにより、各稜堡から十字砲火をもって攻防することを目的としています。
 廃藩後の明治5年(1872)に、城は取り壊しになりましたが、濠と石垣、建物の一部であるお台所が城内に残されました。また大広間、書院、東通用門、薬医門などは佐久市内に分散して残存しています。

築城主である松平乗謨(まつだいらのりかた)大給恒(おぎゅうゆずる))の生涯を映像でまとめたガイダンスシアターや、龍岡城跡についてのパネル展示をご覧いただけます。
 開館時間:4月から10月まで 午前9時から午後5時
      11月から3月まで 午前9時から午後4時
 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、祝日の翌日、12月29日~1月3日
     ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。令和8年度開館カレンダー(PDF:73KB)
 観覧料:無料
 住所:長野県佐久市田口2975番地1
 電話:0267-82-0230

「続日本100名城」スタンプ設置場所について

「続日本100名城」スタンプラリーのスタンプは、史跡龍岡城跡ガイダンスセンター(五稜郭であいの館)の外に設置してあります。

お台所内部の見学について

 お台所内部の見学につきましては、事前予約が必要になります(原則20名以上の団体)。見学希望日の2週間前までに文化財事務所までご連絡ください。
 毎年5月の連休期間に一般公開を行っています。この期間以外に公開する場合はホームページでお知らせします。

所在地

長野県佐久市田口3000番地1

連絡先

長野県佐久市教育委員会文化振興課文化財事務所
〒385-0051
長野県佐久市中込2913番地
電話:0267-63-5321

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電話:文化振興・文化施設係:0267-62-5535  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5321
ファックス:文化振興・文化施設係:0267-64-6132  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5322

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