害虫の防除について

更新日:2025年9月29日

樹木等に発生した害虫の防除は、土地所有者又は管理者が責任をもって行ってください

・アメリカシロヒトリやマイマイガなどの害虫が発生した場合は、大量発生につながるため駆除が必要となります。
・防除方法は農業農村支援センターやJA、農薬販売店にお問い合わせください。
・個人で駆除ができなければ、専門の業者へ連絡してください。
・区で共同防除を行う場合は、市の動力噴霧器を貸出しています。

アメリカシロヒトリについて

・北アメリカ原産の外来種のガです。
・幼虫は孵化して1週間から10日程度は、白い網状の巣の中で成長し、それ以降は巣から出て行動をします。幼虫が食べた葉は透けて見えるため、それが発生の目印となります。
・サクラ、クワなどの木を好みます。
・5月下旬~7月、8月~9月の年2回発生します。
・幼虫の毛に毒はなく、触れても人体への被害はないとされていますが、大きくなった幼虫が繭を作れる場所を探して住宅へ侵入するなど、生活環境へ影響を与えることがあります。
・防除方法については、巣の中にいる場合は踏みつぶし、巣から出ている場合は薬剤を散布してください。

マイマイガについて

・幼虫は4月から7月上旬の年1回発生します。7月下旬から9月にかけては成虫が発生し、電柱や建物の壁などに薄い茶色で表面が毛で覆われている2~5cmの卵のかたまりを産みつけます。概ね10年周期で大発生するとされています。
・カラマツなどの山林の樹木のほか、モモやサクランボ、ブルーベリーなどの果樹、庭木の葉を食べます。
・駆除方法については、幼虫には薬剤散布をしてください。幼虫が大きくなると薬剤の効果が薄れるため、火ばし等で捕まえてつぶすか、バケツに水を入れて少量の家庭用洗剤をまぜ、そこに幼虫を入れてください。卵のかたまりは壁を傷つけないようヘラなどでかき落として、可燃ごみで捨ててください。かき落とす際に卵についている毛が舞う可能性があるので、マスク、ゴーグル、手袋を着用して作業を行ってください。幼虫には薬剤散布をしてください。

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