環境保全型農業直接支払交付金について
更新日:2020年5月22日
化学肥料・化学合成農薬を原則5割以上低減する取組と合わせて行う、地球温暖化防止や生物多様性保全等に効果の高い営農活動に対して支援を行います。
交付金を希望される方は、下記の内容をご確認いただき、取組が対象になるか申請前にご相談ください。
対象者
- 農業者団体(複数の農業者、または複数の農業者及び地域住民等の地域の実情に応じた方々によって構成される任意組織。組織の規約や組織としての口座の開設が必要になります。)
- 一定の条件を満たす農業者
(一定の条件とは:集落の耕地面積の一定割合以上の農地において対象活動を行う農業者や、環境保全型農業を志向する他の農業者と連携して環境保全型農業の拡大を目指す取組を行う農業者、または、複数の農業者で構成される法人(農業協同組合を除く))
支援の対象となる農業者の要件
- 主作物について販売することを目的に生産を行っていること。
- 国際水準GAPを実施していること。
- 取組農地が農業振興地域内であること。
- 自己が所有する農地以外の農地にて取組を行う場合は、土地利用権設定が行われていること。
- 自然環境の保全に役立てる農業生産活動の実施を推進する活動を実施すること。
対象活動及び10aあたりの交付単価
(1)有機農業
主作物について化学肥料・化学合成農薬を使用せず、「国際水準の有機農業」の水準に合致している取組。
そば等雑穀、飼料作物以外 【12,000円】
そば等雑穀、飼料作物 【3,000円】
(2)堆肥の施用 【4,400円】
主作物の栽培期間の前後いずれかに堆肥を施用する取組。
(3)カバークロップ 【6,000円】
主作物の栽培期間の前後いずれかにカバークロップ(緑肥)を作付けする取組。
(4)リビングマルチ 【5,400円】
主作物の畝間に緑肥を作付けする取組。
(小麦、大麦・イタリアンライグラスを作付けした場合は3,200円)
(5)草生栽培 【 5,000円】
果樹または茶の園地に緑肥を作付けする取組。
(6)不耕起播種 【3,000円】
ほ場の全面耕起を行うことなく、播種する取組。
主作物が麦(小麦、二条大麦、六条大麦及びはだか麦)、大豆であること。
(7)長期中干し 【800円】
通常よりも長期間の中干しを実施する取組。
主作物が水稲であること。
(8)秋耕 【800円】
秋季に耕うんを行い、翌春に湛水する取組。
主作物が水稲であること。
(9)地域特任取組
地域の環境や農業の実態等を勘案した上で、地域を限定して支援の対象とする取組。
承認を受けた都道府県、取組、地域、作物において取り組むことが可能。
※(2)~(9)の取組は、化学肥料・化学合成農薬の使用を長野県の慣行レベルから原則5割以上低減する取組と合わせて行うこと。
環境保全型農業直接支払交付金の長野県地域慣行レベル(PDF:340KB)
※各取組の要件詳細については、
をご覧ください。
申請書の提出について
令和2年度の申請書の提出は、6月19日(金曜)までにお願いします。
※今年度から交付金を希望される方は、申請される前に、取組が対象になるかどうか事前にご相談ください。
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