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11.千曲川、五郎兵衛用水を流れる水を利用した小水力発電装置の設置について

更新日:2015年2月2日

質問者:浅科小学校:高根 楓(たかね かえで)さん

 浅科地区には、田んぼを潤す五郎兵衛用水が中央に、千曲川が東に流れています。私たちは、故郷の豊かな水をとても誇りに思っています。
 最近は、自然エネルギーの有効利用が叫ばれています。流れる水は電力を生む力を持っていますので、五郎兵衛用水や千曲川に小水力発電装置を設置すれば、水の力で発電した電力を市の施設や街灯などに利用できるのではないでしょうか。また、佐久市の他地区にも設置することで、これまで利用されなかった水のエネルギーを有効利用できると思います。

答弁者:市長

 浅科小学校 高根楓さんからの「千曲川、五郎兵衛用水を流れる水を利用した小水力発電装置の設置」についての質問にお答えいたします。
 自然エネルギーの有効利用は、昨年起きました東日本大震災以降、特に力を入れていかなければならないと考えています。
 これまで佐久市では、豊かな太陽エネルギーに満ちた地域であることから、特に太陽光発電の設置を目指してきました。
 しかし、高根さんの質問のとおり、佐久市は、水資源も豊富な地であることから、この市内に溢れる水力も有効に活用していくべきだと考えています。
 その中で、現在佐久市としては、平尾山公園で活用している平根発電所を買い取り、その電気を平尾山公園に供給しておりますが、今後は、新たなマイクロ水力発電機を設置し、平根小学校に電気を供給できるような事業ができないか検討しているところです。
 また、様々な会社等が、五郎兵衛用水や千曲川のような、佐久市の豊富な水力を活用して発電しようとする時に、発電をするために必要な難しい手続きがもっと簡単になって水力発電を始めやすくなるように、他の市と一緒に国に呼び掛けたりしています。
 その結果、多くの会社等が市内にたくさんの小水力発電設備を設置できるようになり、市内全体で、地域の水のエネルギーで作った電気をその地域で消費していけるような、水の有効活用ができればいいなと考えています。

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