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20.佐久市の地産地消の促進について

更新日:2015年2月2日

質問者:臼田中学校:飯田 知大(いいだ ともひろ)くん

 佐久市では沢山の農産物が生産されていると思います。地産地消という言葉を耳にしますが、佐久市ではどの程度進んでいるのですか。実際、僕達は佐久市の地産地消についてあまり知りません。
 地産地消を促進するためにもっと直売所を増やしたり、学校の給食の献立表などに、地元の食材の生産者を紹介し、PRするなどして、より具体的に地産地消を広めてはどうでしょうか。そうすれば、地域の一体感が、より一層高まっていくと思います。

答弁者:市長

 臼田中学校 飯田知大君からの「佐久市の地産地消の促進」についての質問にお答えいたします。
 飯田君も知ってのとおり、地産地消は、地元で生産された農産物を、地元で消費していきましょうということです。この取り組みが、季節に応じた地元の旬の農産物を身近に感じることができたり、昔から伝えられてきた伝統的な食材や料理の継承につながったり、また、農産物を通して、農業や食に関わる人々への感謝の気持ちや、命の大切さなど、食育の推進を図ることにつながっています。
 市では、平成21年度に地産地消を推進していくための佐久市地産地消推進プランを作成し、そのプランに基づいて、現在まで様々な取り組みをしてきております。
 いくつか例をあげますと、市内には地元の農産物を販売している直売所が15箇所あります。
 その直売所を多くの市民の皆さんに知ってもらい、利用してもらうための直売所の位置を示した「直売所のガイドマップ」や、旬の野菜等の時期を記した「食のカレンダー」を作成しております。
 また、市のホームページに地産地消の推進する店を紹介するなどの「マルシェ佐久」を立ち上げ情報提供を行っています。なお、市内の小中学校では、学校給食に地元で生産された、野菜等を積極的に取り入れた献立作りに努めるとともに、ごはんや米粉パンについては、100%佐久市産のお米を使用するなど、身近なところから地産地消を進めております。
 飯田君からご提案のありました、今後の促進を図るための手段として「学校給食の献立表を使った生産者を紹介し、PRするなどしては」とのことですが、地産地消は生産者と消費者の顔の見えるコミュニケーションが、安全・安心な農産物への認識等を深めていただくという観点から、大変貴重なご意見と考えております。
 現在、市では、学校給食の食材に多くの佐久市産を使用しておりますので、今後、これら佐久市産食材の情報を皆さんにお知らせする、仕組みづくりを学校や生産者など関係する皆様と協議をしてまいります。
 いずれにいたしましても、地産地消を普及する上では、地元の農産物に触れ、その良さを知ってもらうことが大変重要なことと考えておりますので、引き続き、佐久市地産地消推進プランに基づく広報や各種イベントなど具体的な施策をとおして、地域に根差した地産地消の促進に努めてまいりたいと考えております。
 貴重な質問をいただきありがとうございました。

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電話:0267-62-3075
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