22.浅科周辺の公共交通機関について
更新日:2015年2月2日
質問者:浅科中学校:成澤 俊樹(なるさわ としき)くん
浅科周辺の公共交通機関が不足しています。浅科を通るバス路線は、本数が限られていて生活の足としては、十分ではありません。高校から帰宅するにもバスの時間に合わせるために課外活動をあきらめた人もいます。バスの本数が増えれば、高校生だけでなくお年寄りが様々な場所に出かける手助けにもなります。また、交通機関が良くなり、穂の香ホールなどの素晴らしい施設に他地区の人々が来てくれることは経済の活性化にもつながります。どうぞよろしくお願いします。
答弁者:市長
浅科中学校 成澤俊樹君からの「浅科周辺の公共交通機関について」の質問にお答えいたします。
佐久市では昨年、バスに乗っているお客さんの人数を調べたり、バスの運行について市民の皆さんからアンケートをとりました。
この結果をもとに、お客さんがほとんど乗っていない時間帯の便や路線を廃止してバスの時刻表を見直したり、デマンドタクシーという予約制の乗合タクシーの運行を新しく開始して、できるだけ市民の皆さんの目的に沿った交通機関になるよう変更を行ないました。
浅科地区には山手線というバス路線がありますが、昨年9月までは平日毎日8便が運行していました。
しかし今は、月曜日、水曜日、金曜日に1日5便、火曜日と木曜日は1日8便とバスの本数を減らして運行をしています。
これは、利用するお客さんが少なかったことから、バス会社の収入が減り、バスを走らせることが出来なくなってしまったので、大切な税金から、バスの運行に必要なお金をバス会社に補助して、本数は減ったものの、バスの運行を続けてもらっています。
利用者が増えれば、運行本数を増やしたり、新しいバス路線を作ることが可能になりますし、多くの皆さんが、路線バスやデマンドタクシーに乗っていただくことにより、成澤君のご意見のとおり、経済の活性化にもつながると思います。
佐久市ではこれからも、バスを利用するお客さんの数やアンケート調査をして、高校生の通学にも、お年寄りのお出かけにも手助けのできる公共交通機関を作りたいと思っています。