19 グラウンドの土質について
更新日:2016年9月9日
質問者:臼田中学校:岩松 信吾(いわまつ しんご)くん
私の通っている臼田中のグラウンドは、新しくなってからわずか4年なのですが、なぜか土質が粘土状であるため、雨が降った後はよくすべり、乾けばコチコチに固まり、ボールが強くはねて顔に当たったり、転んでぶつけたりするとすぐにけがをしてしまいます。このようなことから、安全な土質とは言えないのではないでしょうか。
練習試合をした他の学校の校庭は、自分も行ってみて安全な土質であると思います。今まで何度か土を入れてみましたがあまり改善されませんでした。臼中生だけでなく地域の方も使う校庭ですので、安全な土質となるように改良をご検討くださりますようお願いいたします。
答弁者:教育長
臼田中学校 岩松信吾君からの「グラウンドの土質について」の質問にお答えいたします。
まずグラウンドの土質についてですが、臼田中学校を含め、最近整備している学校のグラウンドは、「クレー舗装」と呼ばれる混合土を用いた舗装が施されており、皆さんが運動するのに適した硬さで、かつ水はけがよくなるように整備をしてあります。
しかしながら、年数が経過すると、砂が流されて、表面が粘土状に締め固まり過ぎてしまう場合もあります。
そこで、昨年度グラウンドに砂を入れ、状況の変化を観察しました。
しかし、岩松君のご指摘のように、あまり改善されなかったとのことですので、同じようなグラウンド状況の学校に様子を聞いてみました。
その学校では、学校の先生方や保護者の皆さんが、軽トラックで引きながら、グラウンドを掘り起こしたり転圧などが行なえるメンテナンス器具で整備を行ったところ、一定の効果があったとの報告でありました。
このことから教育委員会では、同種のメンテナンス器具を2学期始めには購入し、臼田中と同じようにグラウンドの土質に悩んでいる学校に使っていただこうと考えています。
今後も、安全に体育の授業や部活動ができるよう、学校の先生方と一緒に生徒の皆さんにもグラウンド整備について、ご協力をお願いします。