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23 妊産婦さんの福祉医療費受給期間について

更新日:2016年9月12日

質問者:野沢中学校:櫻井 陽太(さくらい ようた)くん

 今年度から妊産婦さんの福祉医療費受給制度が施行されました。僕は母が妊娠したので、この制度を知りました。
 母はつわりや体の色々な所が悪くなり、この制度のお陰で気兼ねなく病院に行き、診てもらうことができ、とてもありがたいと言っています。
 しかし、期間が産後1ヶ月では短すぎるのでは?と言っていました。なぜなら、出産後のお母さんたちは1ヶ月間、外出もままならないそうです。
 子育て支援のお陰で佐久市は合計特殊出生率年々上がっています。僕達が大人になった時、たくさんの子どもに囲まれた楽しい生活を送るためにも産後の受給期間延長の検討をお願いします。

答弁者:市長

 野沢中学校 櫻井陽太君からの「妊産婦さんの福祉医療費受給期間について」の質問にお答えいたします。
 妊産婦さんへの福祉医療費給付事業、別名「プレママ医療給付事業」は、今年の4月より、長野県内の市町村では初めて開始した事業です。
 出産の前後は、いろいろな不調に見舞われます。この事業を利用して、安心してお医者さんにかかっていただき、子どもを生み育てていただくことを目的としています。
 実施にあたっては、産婦人科の医師をはじめ、県外の先行実施の地方自治体にお話を伺ってきました。
 それによると、出産した女性は一般的に、産後6週くらいまで、産婦人科での診療を受けるとのことで、この6週を目安として、産後の受給期間は、出産した月を含む2か月間としています。
 櫻井君の言うとおり、受給者にとっては、期間が長ければ長いほどいいかもしれませんが、まだ始まったばかりの事業なので、当面は現行どおり実施していきます。今後、皆さんのいろいろなご意見・ご要望をお聞きするなかで、よりよい事業にしていくことができればと考えています。
 最後に、櫻井君に覚えておいて欲しいことがあります。この事業は、佐久市民の皆さんに納めていただく税金だけで運営をしています。言い換えると、妊産婦さん、そして、生まれてくる子どもたちを、佐久市民全員が支援してくれているということです。
 この事業によって支給を受けている皆さんも、いずれは支える側になります。市民全体で「出産」を支え合い、そして次の世代への期待が引き継がれていく、そんな思いをこめた事業なのです。

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