お酒との付き合い方、考えてみませんか？～お酒と健康について～

飲酒は、お祝いごとや食事の際など、私たちの生活や文化の一部として親しまれています。
一方で飲酒量によっては、生活習慣病やがん等、様々な病気に繋がることが分かっています。
佐久市では、「毎日飲酒する人」の割合は全国及び県と比べて低い状況にはありますが、「1日飲酒量の多い人」は、全国及び県と比べ、特に女性において高くなっています （国民健康保険加入者・R4特定健診より）。

自分の状態に応じた飲酒により、飲酒によって生じるリスクを減らすことが重要です。 医師等へ相談したり、AUDIT（問題のある飲酒をしている人を把握するために世界保健機関 （WHO）が作成したスクリーニングテスト※2）等を活用したりし、自らの飲酒状況を把握しましょう。

自ら飲む量を定めることで、過度な飲酒を避けるなど飲酒行動の改善に繋がります。行事・イベントなどの場で飲酒する場合も、自分が何をどれくらい飲むかなど、それぞれ自分で決めて飲むことが大切です。

飲酒の前や途中に食事をとることで、血中のアルコール濃度を上がりにくくし、お酒に酔いにくくする効果があります。

お酒に水などを混ぜてアルコール度数を低くして飲酒をする、少しずつ飲酒する、飲酒の合間にアルコールの入っていない飲み物を飲む等の工夫により、飲む量に占める純アルコールの量を減らすことが出来ます。

毎日の飲酒を避けましょう。毎日飲酒を続けた場合、アルコール依存症の発症につながる可能性があります。一週間の飲酒量を減らすために、定期的に飲酒をしないようにするなど配慮が必要です。