2 公園を増やしてほしい
更新日:2017年8月22日
質問者:臼田小学校:高柳 茉琴(たかやなぎ まこと)さん
私が住んでいる臼田地区には、子どもたちが放課後や休みの日に遊べるような公園が少ないと思います。
また、臼田地区の中には使っていない田んぼや畑などもあり、荒地になっているところもあります。使っていない土地を有効利用し、大きな広場のある公園にすればどうでしょうか。
新しく公園を作ることは、荒地化を防ぐだけではなく、子どもたちが運動をする機会を増やし、体力向上やゲーム依存の減少など、多くのことにつながる活動だと思います。佐久市をもっと住みよい町、子育てのしやすい町に変えていくために、ぜひ、ご検討をよろしくお願いします。
答弁者:市長
臼田小学校 高柳茉琴さんからの「公園をふやしてほしい」の質問に、お答えします。
佐久市の耕作放棄地は、農林業センサスという統計によると、平成22年と平成27年を比較した場合、3パーセント増加しています。この要因の一つとして農業に従事する人の減少や高齢化があります。
高柳さんから荒廃農地の活用方法のひとつとして公園整備のご提案いただきましたが、佐久市では、市の重要な産業の一つである農業を守り、荒廃農地が少しでも減少するように、農業関係者など多くの皆さんと協力して、農業後継者や新たに農業の仕事に就きたい人の確保などの取り組みを行っているところです。
臼田地区には、現在、都市公園5箇所、農村公園等の公園が5箇所、合計10箇所の公園があります。その中には、市内65箇所の公園のうち7番目の広さがある稲荷山公園もあります。
高柳さんも訪れたことがあると思いますが、稲荷山公園は、敷地が4ヘクタールあり公園内には市内唯一のロケット型展望台「コスモタワー」や芝生広場、こども広場、長さ34メートルのローラー滑り台などの遊具もあり、お年寄りから小さな子供さんまで、多くの皆さんに楽しんでいただいています。
この他にも、下の宮公園など多くの公園がありますので、遊び方や目的に合わせてたくさんの友達と思いきり遊んでください。
これからも、みんなに親しまれる公園としていきたいと思いますので、ぜひ、ご意見、感想を寄せてください。