ステファンの五つ子(NGC7317-20)
更新日:2021年12月1日
ぺガスス座の有名な系外銀河グループ。1877年にフランスの天文学者ステファンが発見したもので、中型以上の望遠鏡で見えてきます。ニックネームのとおり5つの銀河が近くに寄ってお互いに重力を及ぼしあい、渦の形が崩れています。このようにいくつかの銀河が非常に接近しているものは全天にいくつか見つかっていて、「コンパクト銀河群」と呼ばれます。ただしこの銀河群の場合、左下のもの(NGC7320)だけはたまたま同じ方向に見えているだけで実際は他の4つよりずっと手前にあると考えられています。
[撮影データ]2021年11月28日 18時32分~ 60cmF12反射+0.77倍レデューサー+SBIGSBIG STL11000M L5分×18枚、R300秒×4・G195秒×4・B300秒×4枚(2×2ビニング) ステライメージ9でLRGB合成・画像処理
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