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「佐久保健所管内での新型コロナウイルス発生」「佐久っとコロナ対策支援金」「防災行政無線」その他(7月14日)

更新日:2020年11月10日

  • アナウンサー

 佐久平の今日の天気は雨ですね。

  • 市長

 そうですね。今朝は、九州や広島県などでの大きな豪雨被害の情報が寄せられています。残念ながら長野県飯田市でも犠牲者が出ているとのことで、佐久市でも対策をとらなければいけないと思っています。

  • アナウンサー

 ニュースでも、熊本県人吉市を含めての支援について話がありました。

  • 市長

 青年市長会の仲間である人吉市の松岡市長と、青年市長会現会長である神奈川県鎌倉市の松尾市長が連絡を取り合いながら、全国の青年市長会の皆さんで物資の支援をしようということです。昨日、テレビで総理が人吉市の現場に入った映像を見ましたが、本当に厳しい状況ですので、引き続き支援の必要も出てくるのではないかと考えています。その時には、市民の皆さんにもぜひご理解いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 九州・熊本に思いをはせながら、今日も佐久市の情報をお伝えしていきたいと思います。

  • 市長

 7月12日に、軽井沢に家を持つ東京在住の方から佐久保健所へ相談が入り、新型コロナウイルスの陽性反応が出たということでした。この方は30代の男性で、東京への行き来があったため、おおむね感染ルートが確認できているという状況です。
 注目すべきは濃厚接触者が4名いらっしゃることです。2名はご家族の方で、現在長野県ではなく東京都におり、感染したと思われる以降は長野県には入っていないということです。2名の知人の方は長野県内の方で、保健所としてはこの方々のPCR検査は行いますが、陽性・陰性の発表は行わないと言っています。陽性であれば必ず自治体への連絡が入りますので、現段階で連絡が無いことから陰性であろうと認識しています。

  • アナウンサー

 佐久保健所管内ということもありますので、情報をしっかり受け取っていただき、冷静な対応をしていただきたいですね。

  • 市長

 今ある情報の限りでは、今回のことから新型コロナウイルス感染症が大きく拡大していくとは考えにくいと思います。佐久市で過度な恐怖感を持つことはしなくて良いように思います。

  • アナウンサー

 情報を冷静に判断しながら、うがい手洗いなど、守るべきところはしっかり守り、感染症予防対策などできることを積み重ねいく、ということですね。

  • 市長

 睡眠時間をしっかりとることや、しっかり食べることが大切です。元気でいることが大事ですので、心掛けていただければと思います。

  • アナウンサー

 よく眠りよく食べる、皆さん徹底しましょう。
 続いて、新型コロナウイルス感染症に関する対策についてお聞きします。

  • 市長

 新型コロナウイルス感染症に関する対策については、国や県、市で様々行っていますが、その中で市民の皆さんの動きを期待したいという目的で「佐久っとコロナ対策支援金」という支援を行っています。この支援金は、「佐久市まちづくり活動支援金」の新型コロナウイルス版で、市民の皆様のまちづくりに対する活動を応援していこうという趣旨の支援金です。これは補助率が4分の3としており、補助率としてはかなり高い支援金です。上限は50万円で、すでにいくつか採択されている活動もあります。
 一つは臼田美図の皆さんが「子どもたちと一緒にマスク手洗い、新しい生活スタイルの定着」ということで、お母さんの手作りマスクを臼田地域の小学生に配布する事業です。市からも1~3年生にマスクの配布をしましたが、子ども用のマスクが少なくなっている中、臼田美図の皆さんが配布してくださるとのことで、費用の4分の3を市の支援金で応援する形となりました。
 佐久青年会議所の皆さんには2つの事業が採択されています。まず、「佐久っ子カルタ配布事業」です。この事業はカルタの配布を通して、ステイホームなどの呼びかけを行っています。もう1つの事業「さくっとコロナ予防キャンペーン」は、小学生へのうがい・手洗いなどの励行支援としてスタンプカードを集めることで、啓発クリアファイルをプレゼントするというものです。
 この支援金は、利益を差し引いた費用の4分の3を応援するもので、株式会社であるFMさくだいらさんも申請が可能です。例えばFMさくだいら主催で、密を避ける形でキッチンカーフェスティバルをやることになれば、これも支援の対象になります。個人や団体、商店街や学校のPTAの皆さん、株式会社でもできるので、皆さんから動きが出てくると良いと思っています。新型コロナウイルス感染症に警戒や注意をしながらも、経済と対策を両立する市民の運動を支援していきたいと考えています。

  • アナウンサー

 採択されている事業もとても参考になります。ストレスがかかる状況の中、お子さんたちにとってお母さんの手作りマスクは心が華やぎますし、我が家でもステイホーム期間に佐久っ子カルタをやっていましたが、様々な角度から佐久が知れるというのは楽しいです。身近な事業も対象となりますしアイディア一つで変わりますので、ぜひ皆さんも考えていただければと思います。

  • 市長

 次に、1人10万円の特別定額給付金の手続きをしていただいた方に、1人3,000円の「がんばろう佐久!応援券」を8月初旬に各世帯に届くよう準備しています。人口が約10万人なので佐久市内で合計3億円となり、これは貯金に回すことはできませんので、3億円をほぼそのまま経済対策に充てられると思っています。これは特別定額給付金の手続きをしていただいた名簿をもとに送りますので、新たに手続きをしていただく必要はありません。8月初旬までに書留で届きますので、少しお待ちいただければと思います。

  • アナウンサー

 佐久の店舗で使える「がんばろう佐久!応援券」で、1人3,000円分楽しめるということですね。

  • 市長

 ちょっとしたお小遣いですが、まとまれば地域にとって大きなお金になりますので、ぜひ期日までにご利用いただきたいと思います。現在、特別定額給付金も96%まで処理が済んでいます。政権への様々な意見はありますが、今までにない国の支援はすごいことだと思います。戦後最大の危機的状況に対応されているという印象を持っています。

  • アナウンサー 

 「定額給付金」、そして「がんばろう佐久!応援券」もぜひご利用いただきたいです。
 続いて、九州地方の連日降り続く雨の状況について、映像などが繰り返し流れていることで、子どもも大人もストレスを感じる部分があると思います。

  • 市長

 スマートフォンの普及によって、災害の様子が変わってきていると思います。かつてはテレビカメラで撮った映像しか流れなかったものが、今はスマートフォンで撮ったとてもリアルな映像、普通であればないようなもの、被災した方が撮った映像など、多く出ています。臨場感が伝わりやすい映像が多くあり、本当にわが身のこととして考えなくてはいけないと思っています。昨年の台風での被災箇所で、まだ直っていない箇所もあります。堤防にトンパックが積んである場所もありますし、これまで以上の警戒が必要です。避難が必要な際は佐久市からも様々な方法で発信していき、またFMさくだいらの皆さんにも協力してもらいながら情報発信をしていくので、それに従い早めの避難をしていただきたいと思います。

  • アナウンサー

 今日も雨が強まるという気象情報がありましたし、地盤も緩んでいる状況がありますから、いざという時の備えをしておかなくてはいけませんね。
 また災害に関連して、防災無線のフリーダイヤルができたとお聞きしました。

  • 市長

 防災行政無線が聞こえにくいという声を多数受け、防災行政無線のフリーダイヤルができました。防災行政無線が聞き取れなかった際に、フリーダイヤルへかけていただくと防災行政無線の内容を聞くことができます。

  • アナウンサー

 防災行政無線は、場所によって反響して聞こえにくいという話も聞きました。

  • 市長

 行方不明者がいるときに、防災行政無線を流すと高い確率で早く見つかるので、しっかり聞こえている場所もあると思います。しかしこれだけ聞こえないという声をいただくということは、それだけ聞こうという姿勢が強いという佐久市民の素晴らしいところだと思います。防災行政無線がフリーダイヤルの番号は、0120-711-120ですので、ぜひご利用いただきたいと思います。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

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