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「新型コロナウイルス感染症に関する最新情報」(4月14日)

更新日:2020年6月17日

  • アナウンサー

 新型コロナウイルス感染症の影響で、今日は佐久市内の学校も休校のため、お子さんたちもこのラジオを聞いているかもしれませんね。

  • 市長

 そうですね。昨日の午後以降から4月23日まで休校という判断になっています。一方で、4月23日で全て終わるかというとそうではなく、状況を見て決定していくことになっています。今朝の報道を見ますと、国際的にも緊急事態宣言を延長していくとありましたが、これは日本でもありえるでしょうし、国の5月6日の期限も絶対ではないと思います。長野県で行っている4月23日までの休校も絶対ではないので、状況を見ながら決めていくことになると思います。ただ、私の子供も野沢中学ですが、今日いきなり登校日だったようで、午後行くと言っていました。

  • アナウンサー

 学校ごとの判断ということですね。

  • 市長

 そうですね。分散登校をしている学校もありますし、各学校の計画、あるいは考え方によってというところではありますが、趣旨は、「動かない」「集まらない」「集まるときでも3密を避けて」を徹底しています。一方で学習の維持もすごく大事なことです。そういう意味では、昨日から始めた「eラーニング」についてご紹介をしたいと思います。

  • アナウンサー

 eラーニングを見ました。短期間であの映像をしっかりと撮って発表されることは素晴らしいと思います。

  • 市長

 これは、県教育委員会で番組を作っています。県教育委員会の中には事務職の人が半分、教職の人が半分います。eラーニングは、県教育委員会にいる学校の先生方に作っていただいた番組です。佐久市教育委員会の楜澤教育長は県教育委員会の経験があり、県にはしっかり指導主事がいるという話の中で、県教育委員会の先生方が、全県的に使える番組を作成しています。そして、佐久市ホームページのトップページに「家庭学習支援リンク お家で学ぼう」というバナーがあります。私も小学校5年生の社会を見ましたが、大人でも見ごたえのある、映像として楽しめると思いますので、是非ご覧いただきたいと思います。こちらは、佐久ケーブルテレビの番組でも放送する予定になっていますし、DVDとして渡すことや、3密を避けながら少人数で集まれる公民館、一部は小学校のパソコンルーム等で、どうしてもインターネット環境がない方に使っていただけるよう検討しています。これらは、全部が揃ってからスタートするのでは時間がかかってしまいます。昨日から休校になっていますので、多少見切り発車だとしても、対応していこうとするものです。是非皆様も、お子さん(小学校~中学校)の学習への不安があると思いますが、こういった映像を見ながら、学習を進めていただきたいと思います。

  • アナウンサー

 特にお子さんをお持ちのご家庭だとそうだと思いますが、指導要領の改定で少し学ぶ量が増えている状況の中で、不安を感じていますよね。

  • 市長

 この四月からスタートしましたからね。

  • アナウンサー

 「家庭学習支援リンク おうちで学ぼう」をまだ見てない方がいましたら、充実した内容ですので是非ご覧ください。回が進むごとに、教えてくださる先生の表情が生き生きしてくるので、もっと楽しく見られるのではないかと思います。

  • 市長

 県教育委員会で作った映像もありますが、それとは別に、教科書会社が作っている映像などもあり、リンクしています。You Tubeでも検索すれば出てきます。

  • アナウンサー

 そうですよね。You Tubeでアップしていますよね。

  • 市長

 そうですね。検索していただけたら良いなと思います。昔は教育テレビと言っていましたが、そういった番組もありましたよね。

  • アナウンサー

 Eテレさんはよくありました。しばらく見ていないので今はわかりませんが。

  • 市長

 いちにの算数とか、子供向けの番組があります。時々授業の中でも、同様の映像を見た気がします。

  • アナウンサー

 私も40半ばに長野県で指導を受けましたが、教室ごとにテレビがありました。科目によっては、この映像を見ましょうということがありました。

  • 市長

 道徳の中ではドラマ仕立ての映像がありましたし、それとOHPという動画もありましたよね。

  • アナウンサー

 そちらは存じ上げないです。OHPとはなんですか?

  • 市長

 「オーバー・ヘッド・プロジェクト」といって、フィルムをスクリーンに投影して授業を行うものです。あの頃がICTの始まりだったと思います。学び方も色々とありますから、是非この家庭学習支援リンクをご活用いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 是非皆さん、見てくださいね。大人が見ても、お子さんと一緒に楽しめる内容が積み重なっていくと思います。続いてお伺いしましょう。

  • 市長

 昨日、新型コロナウイルス感染症佐久市対策本部を開催しましたが、学校も休校になり、かなり対策が強化されていきます。公民館では、今まで3密を避ける、会合は控える等自粛要請をしてきましたが、そういった中で課題も出てきましたので、4月15日~5月6日までの間休館という形にします。

  • アナウンサー

 市内の公民館を全てになりますか?

  • 市長

 そうです。公民館、社会教育施設、創錬センター、佐久平交流センターなども休館になります。また今まで予定していた4月15日~5月6日までの会合などは、会場が使えなくなることがありますので、ご承知おきください。それから、市所有の屋内運動施設、体育館や武道館等も休館になります。一方で屋外の施設、陸上競技場や野球場等は、今後も使用できます。少なくとも密閉ではないので、十分に3密を避けていただくよう呼びかけながら、使用していただきたいと思います。また図書館も社会教育施設ではありますが、貸し出しは続けます。ただし、勉強や調べ物はできません。5月6日まで緊急事態宣言ですが、都市封鎖も視野に入れ、多くの方が短期間全く動かない。そうなった時には、きちんと経済的な補償や営業補償をしていくことを望む声が高まるのではないかと思います。日本とほかの国々を比較した場合、外出も食料品を買うことだけなど、ほかの国々では都市封鎖を強く行っています。短期間であれば辛抱できるのか、長期間にわたっても大丈夫か、という点はなかなか難しい判断ではありますが、外出自粛という声が高まっているように感じます。

  • アナウンサー

 ある程度期間を定めて徹底するというのは、大切なことですよね。

  • 市長

 そうですね。2、3カ月後、あるいは半年後もどうなるかわからない、という状況で、都市封鎖をしてもどうなるかわからないという面はあるかもしれませんが、動かない・集まらないということを一定程度徹底して実施することが大切だと私自身も思いますし、多くの皆さんも日に日にその思いが高まってきていると感じます。

  • アナウンサー

 その中で飲食業者、自営の方もいますが、同時に保障というのも考えていくことが大事ですよね。

  • 市長

 そうですね。今佐久市の中で話題になっていると思うのですが、佐久市商工会議所で作っていただいたテイクアウトの一覧表です。「このお店で、こんなテイクアウトができます。」と紹介されているので、これを是非ご覧いただきたいです。私のツイッターからもご覧いただけますし、市役所の市民課、商工振興課や商工会議所にも置いてあります。大変充実していて、楽しいものだと思います。

  • アナウンサー

 3密を避けながら、佐久市の飲食店を応援していけるというのは、一番だと思います。

  • 市長

 どこのお店も試していただきたいと思います。この間私も「響屋」というラーメン屋さんでテイクアウトをしましたが、大変良かったです。本日のお昼は「スマイルキッチン」さんでテイクアウトをとることになっています。色々皆さん頑張っているので、応援していただきたいと思います。

  • アナウンサー

 楽しみながら、3密を避けながらですね。

  • 市長

 もう一つあるのが「レジ待ち2mキャンペーン」です。FM佐久平さんの2階にあるプラザ佐久にも貼ってありますが、市で配布しているレジ待ちシールをお店のレジ前に貼付してもらい、レジを待つときに前の人と2メートルの間隔を開けましょう、というキャンペーンです。この足型シールは250枚用意しましたが、既に終了してしまいました。市内の量販店さんやスーパーマーケットなどに貼付していますので、気を付けていただければと思います。

  • アナウンサー

 確かに、そういったシールがあれば、ソーシャルディスタンスがよくわかりますね。

  • 市長

 シールを張ることで自然に2メートル離れますので、このシールがないお店でも同じ習慣が身についていく、ということが大切だと思いますし、たくさんのお店の皆様からご協力をいただいております。

  • アナウンサー

 お店にレジ待ちシールがついていたら、ソーシャルディスタンスを守っていただきたいと思います。またテイクアウト、ウキウキしてしまいますよね。どんなメニューがあるのだろうって。

  • 市長

 なかなかのバリエーションがありますよね。

  • アナウンサー

 そういったところも皆さんで確認していただいて、楽しんでいただければと思います。一方で、イベントなどが中止という残念なニュースがありますが、今は我慢していただき、とにかくウイルスと戦っていただくと。

  • 市長

 そうですね。本当に縮小縮小で残念ですが、佐久市競歩大会、バルーンフェスティバル、鯉祭り、佐久鯉マラソン、先般決定したのが小満祭ということで、佐久総合病院祭も中止になっています。本当に今は辛抱のしどころだと思います。一方で、ミネベアミツミさんより医療用マスクN-95という大変性能の高いマスクを、浅間総合病院へ1,000枚ご寄附いただきました。その他にも、佐久総合病院グループや小諸医療センターなどにご寄附されているとのことです。

  • アナウンサー

 できることをということから、このような寄附があったということですね。気持ちと気持ちがつながって、今はみんなで乗り越えていきたいですね。

  • 市長

 そうですね。また、PCR検査がなかなか進んでいないという指摘が社会的にはありますが、浅間総合病院は佐久市立ですので、浅間総合病院に特化して言うと、浅間総合病院の村島先生とお話した際、浅間総合病院に関しては、お医者さんが必要だと言ったPCR検査を保健所が許可されなかったケースはなかったそうです。このことを市民の皆さんにお伝えし、安心してほしいと思います。

  • アナウンサー

 今日は新型コロナウイルス感染症の最新情報について、栁田清二佐久市長にお話を伺っています。明るい話題から、受け止めなければいけない話題までありました。最後になりますが、市民の皆様へ一言お願い致します。

  • 市長

 現在日本の一部では、緊急事態宣言が発せられています。また、この緊急事態宣言が出ている・いないを問わず、日本全国で夜の外出は控えるよう内閣総理大臣から呼びかけがありました。戦後75年の中で最も大きな国難に遭遇していると言ってもいいと思っています。動かない事、集まらない事、3密を避ける。最近では大声も控えるよう呼びかけられています。今は辛抱の時だと思いますが、是非とも、佐久市民の皆様にご協力をいただき、この新型コロナウイルス感染症を乗り越えていきたいと思います。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

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