網状星雲(NGC6992-5・NGC6960)
更新日:2025年9月7日



はくちょう座の超新星残骸。大型の淡い星雲ですが、空さえよければ案外よく見え、意外と楽しめる対象です。全体はひらがなの「い」の字のような形をしています(上画像)が、これはかつて画面中心のあたりにあった星が超新星爆発を起こし、そのとき飛び散ったガスが広がり続けているところです。左側の星雲(中画像)にはNGC6992-5、右側の星雲(下画像)にはNGC6960という番号がつけられていて、全体として「網状星雲」、「ベール星雲」の愛称で呼ばれています。
[撮影データ]
(上)2025年8月27日 23時49分~ タカハシFS-60C+0.72倍レデューサー キヤノン60Da(ISO6400) 2分×32枚 ステライメージ10で画像処理
(中)2013年9月29日 22時56分~ 15cmF8屈折 キヤノン60Da(ISO6400) 3分×8枚 ステライメージ7で画像処理
(下)2015年10月14日 21時31分~ 15cmF8屈折 キヤノン69Da(ISO6400) 3分×15枚 ステライメージ7で画像処理
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