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16 中学校の制服をゆずる会の設立

更新日:2017年8月9日

質問者:田口小学校:依田 菜七巳(よだ ななみ)さん

 私は中学校の制服を譲る会を佐久市全体で作ってほしいと思います。
 中学校の制服は値段も高く、他にも中学校入学には多くのお金がかかるので、少しでも負担を軽くしようと制服を譲ってもらえないか探す人もいます。
 そんな時、譲る会があれば市民の負担は軽くなり、制服の無駄もなくせます。制服の欲しい方には少しの負担をしていただき、譲ってくださった方へ何らかのお礼をしたり、在校生にはサイズ交換を受け付けたりしていけば良いと思いますが、どうでしょうか。

答弁者:教育長

 田口小学校 依田菜七巳さんからの「中学校の制服をゆずる会の設立」の質問に、お答えいたします。
 依田さんの提案のように、まだ使う事の出来る制服を譲り合うことは、物を大切にする心を養えるとともに、家計の節約にもなり、環境資源の保全の観点からも望ましいことであると思います。
 ただ、制服の状態やサイズの問題で希望が叶わなかったり、再利用に抵抗感を持つ方もいたりと、その推進には難しさもあると伺っております。なお、佐久市内には8つの中学校がありますが、中学校ごとに制服の種類が異なっていたり、制服が決められていなかったりしています。
 したがって、教育委員会が佐久市全体として制服を譲る会を作るのではなく、学校単位で学校や保護者のみなさんが中心となって取り組んでいただくことで、より多くのみなさんの願いに立ちながら、「ゆずる会」が機能していくのではないかと思います。
 現に、市内の中学校の中でも、学校が不要の制服や運動着の提供を呼び掛けている例や、PTA行事のバザーの際に制服の譲り合いを行っている等の例もあります。
 依田さんのように、みんなで協力して、まだ使えるものを大事に使っていくという考え方は経済的にも環境的にも重要なことだと思いますので、ぜひ、先生方や保護者のみなさんに提案してみてください。
 教育委員会としても、できることがあれば協力していきたいと思います。

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