市長の日々是好日（令和5年12月）

長野県庁において松本佐久連絡道路の整備促進について、長野県建設部長に要望を行いました。
上田市、安曇野市、青木村、本同盟会の事務局である松本市や、関係いただいている長野県議会議員、佐久市議会からは神津議員にもご参加をいただき、関係者41名とともに行いました。
松本佐久連絡道路は、新幹線駅があり首都圏からの玄関口となっている佐久市と、信州まつもと空港から北海道や九州への航空便がある松本市を、高規格道路で結ぼうとするもので、県広域道路交通計画において構想路線に位置付けられており、早期の整備が必要であると考えています。
私からは、信州まつもと空港と佐久平駅の利用による相乗効果について、期待を以って要望しました。
新田建設部長からは、「いただいた要望をしっかりと受け止めていきたい。高規格道路の整備に必要な効果を、時間短縮、走行経費の減少、事故の減少の3便益から分析し、栁田市長の要望にあったような新幹線と松本を結ぶことなどを含めて広域的なメリットを整理したい。人口減少に伴い交通量が減少していくが、県から国への訴え方について整理していきたい。」と所見をいただきました。

佐久市消防団の小型動力ポンプ付軽積載車3台の車両交付式を行いました。
今回、経年劣化し性能が低下した軽積載車2台を更新。また、隣接区の機動力の強化・向上を図り集約した地域に1台新規配備したものとなります。
消防団員の皆様には、日頃から地域の安心と安全確保のため、昼夜を問わず、地域防災力の要として活動して頂いておりますことから、消防団員の皆様への日々の感謝と今後の活動の安全を祈念し、お清めをさせていただきました。
これから寒い季節となり、火を使う機会が多い季節となります。
火災予防活動や火災発生時の消火活動に新たな軽積載車を活用いただき、市民の皆様の信頼と期待に応えていただけるよう期待をしております。

佐久地域の水稲生産者の知識と技術の向上を目的とした「JA佐久浅間一番うまい米コンテスト」が開催されました。　
試食をしたお米はそれぞれに良さがあり甲乙つけ難く、改めて佐久地域のレベルの高さを実感しました。
最高金賞を受賞された土佐谷亨さんは静岡県から佐久穂町に移住された方で、移住の理由の一つは佐久地域のお米に魅力を感じたからだそうです。その他金賞、銀賞は、佐久市の方が受賞されました。
今後、佐久地域がより一層おいしいお米の産地として認知されることを期待しています。

令和5年10月25日に熊本県で開催された第74回日本学校農業クラブ全国大会の平板測量競技会（49校が出場）で最優秀賞を受賞された佐久平総合技術高等学校測量部の窪田亜里沙さん、及川深雪さん、岩下幸穂さん、顧問の古畑伸一先生が市役所を訪れました。
長野県大会で最優秀賞（3連覇）により全国大会へ出場され、長野県勢では20年ぶり、佐久平総合技術高等学校では初となる快挙を成し遂げられました。
懇談の中では、大会で実際に使用した測量機器による測量方法や全国大会は男子生徒チームが大多数であったこと、昨年までの悔しい想いをバネに頑張ってこられたことなどを伺いました。
全国大会という大舞台を経験したこと、また、全国を制したという自信や誇りを糧に、今後のご活躍を大いに期待しております。

オール佐久スポーツ少年団所属のペア2組が、12月22日から沖縄県を会場に開催された、第32回全国小学生バドミントン選手権大会女子ダブルス5年生以下の部への出場報告のため市役所へお越しになりました。
大会は全国各地のブロック大会を勝ち抜いた34組によるトーナメント方式にて行われます。北信越ブロックは全国でも関東と並ぶ激戦区であり、佐久から2組が出場できることは快挙です。
日頃からペアのコミュニケーションを大切に試合に臨んでいる。一つでも多く勝ちたいと力強い抱負を語ってくれました。活躍をお祈りしております。

京都市の西京極陸上競技場発着で行われた、男子第74回全国高等学校駅伝競走大会に出場した、佐久長聖高等学校駅伝部の応援に行ってまいりました。
スタートから好位につけた佐久長聖は、2位でたすきを受けた3区で首位に立つと、5区では区間新記録、6区でも区間賞と好走。3区以降、トップを譲ることなく、大会記録を10秒短縮する2時間1分0秒の大会新記録で6年ぶり3回目の優勝を果たしました。
懸命にたすきを繋ぎ、チーム全員の力で樹立した大会新記録での優勝に敬意を表したいと思います。
今回の駅伝部の活躍は、多くの市民に誇りと感動をもたらしたものと感謝を表すとともに、選手をはじめ、チームを支えた全ての関係者の皆様に心よりお祝い申し上げます。

第61回技能五輪全国大会の時計修理競技に長野県代表として出場した川上健太さん（シチズン時計マニュファクチャリング株式会社ミヨタ佐久工場）が見事金賞を受賞され、報告のため市役所を訪れました。
技能五輪全国大会は、23歳以下の国内の青年技能者が技術レベルを競う大会です。
川上選手は、昨年度の第60回技能五輪全国大会において、初出場にして銀賞を受賞され、2回目の出場となる今回は、前回大会を上回る最高位の受賞となりました。
大会の様子や大会までの取り組みについてお話いただくなかで、今回の金賞受賞は、川上選手の卓越した集中力と日々の研鑽の結果が十分に発揮されたことによる必然の結果であったように感じました。
次世代の技術の担い手として、今後のますますのご活躍を期待しております。