2.佐久市の省エネ対策について
更新日:2015年2月2日
質問者:佐久城山小学校:畠山 竜(はたけやま りょう)くん
地球温暖化などの環境問題や、昨年の東日本大震災を受けて「省エネ」や「節電」という言葉を毎日聞きます。ぼくたちも教室の電気をこまめに消すなどしています。でも、普段の生活ではけっこう電気の無駄使いもしている気がします。
そこで、より大きな規模で節電するために、外灯や公共施設の照明を今話題のLED電球に変えたらどうでしょうか。佐久市全体での省エネにもなると思います。
また、今佐久市で行っている省エネ活動があったら教えてください。
答弁者:市長
佐久城山小学校 畠山竜君からの「佐久市の省エネ対策」についての質問にお答えいたします。
今、日本全国で、電力不足対策や地球温暖化を防止するため、「節電」の取り組みがおこなわれています。畠山君のクラスでも積極的に節電をしていただいているとお聞きしました。ありがとうございます。
畠山君の提案である、佐久市の公共施設の照明や外灯をLED化にすることは、電力消費が抑えられ電気代の節約になることや、電力会社が電気をつくる際に出る二酸化炭素を削減することにもつながりますので、身近にできる地球温暖化対策としても有効な取り組みになります。
このため、佐久市内には防犯灯と呼んでいる外灯が1万箇所ありますが、平成22、23年度の2年間で、そのうちの約4分の1箇所をLEDタイプに替えたところです。なお、防犯灯をLEDタイプにすることによって、使われる電気の量は半分以下(約20ワットから約8ワット)になると言われています。これからも防犯灯を設置する際には、LEDタイプのものを設置していくよう予定しています。
公共施設においては、小学校では建て替えの際に、トイレや多目的ホール、更衣室など、LED照明の使用に適した場所への設置や、そのほかの市の施設も、使用場所や費用面を考えながら、LED化を進めていますし、今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています。
次に、佐久市で行っている省エネ活動ですが、まずは、この夏も実施している節電になります。公共施設での節電の実施はもちろん、事業所や市民の皆様に広報や市のホームページを通じて、節電の協力を呼びかけたりしています。
このほかに、市役所で使う車は、あまりガソリンを使わなくて済むハイブリット車や、全くガソリンを使わない電気自動車も導入していますし、古くなった機械類などは、省エネタイプに買い替えたりしています。
市としては、今後も省エネにつながる工夫や努力を続けていきたいと考えています。