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12.下吹上遺跡の今後の活用方法について

更新日:2015年2月2日

質問者:望月小学校:北沢 涼祐(きたざわ りょうすけ)くん

 僕達は、4月に地域の歴史を知るために下吹上遺跡に行きました。資料館の先生にも、望月の歴史をたくさん教えていただき、とても興味を持つことができました。
 こうしたすばらしい場所が、僕達の町にあるのに、大人でも初めて知った人も多くて、驚きました。
 このような、佐久の史跡などを地域の皆さんや、観光客の方々に訪れてもらえるように、看板を設置したり、今以上に草かりや壊れた所の修理をしたりして、活用していただけないでしょうか。

答弁者:教育長

 望月小学校 北沢涼祐君からの「下吹上遺跡の今後の活用方法について」の質問に順次お答えいたします。
 下吹上遺跡は、昭和51年に発掘調査された縄文時代の遺跡で、床に鉄平石が敷かれた住居跡もあり、縄文時代の人々の暮らしを知る貴重な遺跡です。
 現在フェンスで囲まれた復元住居敷地の奥に案内看板が設置されていますが、分かりにくいかもしれませんので、工夫したいと思います。
 北沢君が提案してくれている草刈りや修繕などの環境整備も大切です。現在、佐久市の文化財保護審議委員と地元の皆さんで、年2回の草刈りをしていただいておりますが、何らかの方法でもう少し回数が増やせればいいと考えています。
 また、壊れた所の修理については、下吹上遺跡は縄文時代の復元住居ですので、材料の調達や職人さんの手配など難しい点はありますが、北沢君たちのように地域学習の場としても大切ですので、市内の他の指定文化財の修理とともに、できるだけ早期に修理したいと思います。
 いずれにしても、この下吹上遺跡や同じ縄文時代の遺跡として望月歴史民族資料館に模型展示されている平石遺跡などの歴史資料が地域の皆さんや観光で訪れる皆さんに興味をもってもらえるように、情報発信をしたり、整備をしたいと考えております。
 佐久市には、現在指定した文化財が172あります。
 こうした文化財をもとに、楽しい歴史学習をしてください。

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企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
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