3.佐久の陸上競技場が規模縮小?してしまった件について
更新日:2015年2月2日
質問者:望月中学校:大澤 達(おおさわ とおる)くん
2014年完成予定とされる佐久市の陸上競技場が、当初の予定より規模を縮小されるという話を先生から聞きました。規模を縮小してしまっては、他県や他の市町村の人が来なくなってしまう可能性があります。
ここはむしろ縮小せず拡大して多くの人達を呼び込み、新たな大会を作れば、佐久市全体がもっと活気づくのではないでしょうか。これはスポーツをやっている人全員の望みだと私は思います。
ここはどうかよろしくお願いいたします。
答弁者:市長
望月中学校 大澤達君からの「佐久の陸上競技場が規模縮小?してしまった件について」の質問にお答えします。
佐久市では、市民の皆様を初め、市外の皆様にもご利用いただける佐久総合運動公園を目指して、陸上競技場、補助競技場、クロスカントリーコースなどのスポーツ施設を計画し、現在、平成25年2月末の完成を目指し、陸上競技場を整備しています。
大澤君が心配されています「規模を縮小してしまっては、他県や他の市町村の人が来なくなってしまう可能性がある」という点につきましては、スタンドの大きさや照明の明るさの見直しをしましたが、陸上競技場の計画をする中で、数多くの競技場や、サッカー場で競技やプレーをしている選手や指導者の皆様に、ご意見やご要望をいただき、ご利用なされる皆様にとって、使いやすく、安全にご利用いただけるだけでなく、多くの人に来てもらえるような施設となるよう考えて見直しをしました。見直したことにより、夜間のテレビ中継はできなくなりますが、小学生、中学生はもちろんのこと、高校生、社会人のいろいろな地区大会、県大会、北信越大会の他に、専用のクロスカントリーコースも新たに計画しましたので、トラックやフィールド競技だけでなく、中、長距離の練習や大会も開催でき、陸上競技だけでなく、いろいろなスポーツの合宿や、夜間練習などもできます。
佐久市は、標高700メートルの高地で、夏は涼しく、冬は雪が少なく、四季を通し、合宿や、練習など市内だけでなく、他県や他の市町村から大勢の人が訪れ、満足してご利用いただける施設となると考えています。
また、第2種公認陸上競技場としてのトラックやサッカー場は、以前の計画と同じで、トラックは、1周400メートルで9レーンの全天候舗装、サッカー場は、105メートル×68メートルの天然芝で整備しています。
日本国内の陸上競技場には、日本陸上競技連盟の認定を受けた、第1種から第4種までの4種類の陸上競技場があります。その違いは、トラックの距離や幅、補助競技場が有るか無いか、走幅跳び、走高跳び、砲丸投げなどの箇所数、収容可能な人数などで異なります。
佐久総合運動公園の陸上競技場は、第2種公認陸上競技場として整備していますので、この競技場での記録は、日本の公式記録として認められます。
佐久総合運動公園陸上競技場が完成した際は、大澤君もお友達や先生を誘い、ぜひご利用して体感していただき、この競技場での日本記録第1号を出してください。