3.私達の大切な五稜郭について
更新日:2015年2月2日
質問者:田口小学校:浅野 歩未(あさの あるみ)さん
私達6年生では、授業で田口について紹介をするパンフレット作りをしました。特に五稜郭の歴史や四季折々の風景等は多くの観光客の人に知ってほしいと願っています。私達田口小学校の児童も、実際に観光客のみなさんに案内ボランティアができたらすてきだなと思い、五稜郭について学習しています。そこで質問ですが、佐久市では観光客のみなさんにどのようなPRをしていますか。また、どれ位の観光客が佐久市や五稜郭を訪れ、どのような反応をされているか教えて下さい。
答弁者:市長
田口小学校 浅野歩未さんからの「佐久市での、観光客PRについて、また、どれ位の観光客が佐久市や五稜郭を訪れ、どのような反応をされているのか。」についてのご質問にお答えいたします。
佐久市には、浅野さんをはじめ6年生の皆さんが、「案内ボランティアができたら」と学習をされている龍岡城五稜郭をはじめ、ぴんころ地蔵尊、平尾山公園パラダ、中山道の岩村田宿から茂田井間の宿、春日温泉、また大河原峠等、自然が美しい山々などたくさんの観光地や観光施設があります。
こうした佐久市のPRについては、東京駅の周辺や関越自動車道のサービスエリアなどで、佐久市を知っていただくためにパンフレットを配布するなど宣伝会を年間10数回行っているほか、2年後に新幹線が開通される石川県金沢市などでも行っているところであります。
そうした宣伝会におきましては、浅野さんも見たことがあるかもしれませんが、昨年制作しました、ゆるキャラの鯉太郎ミニ君を活用したパンフレット配りや5月に開催されましたバルーンフェスティバルでも青空に舞い上がった、「佐久の鯉太郎バルーン」やビートたけしさんのデザインした「たけしバルーン」を使用したPR活動を行い、インターネットのホームページでも市内の観光地及び観光施設の案内を掲載するなど、全国のみなさんに佐久市の魅力を紹介しております。
龍岡城五稜郭につきましてもホームページに掲載していますので、今度、さがしてみてください。
次に、「どれ位の観光客が佐久市や龍岡城五稜郭に訪れ、どのような反応をされているか。」とのご質問ですが、平成24年度に佐久市内の観光地を訪れた観光客数は、全体で152万1,800人であり、この内、19,057人の方に龍岡城五稜郭の資料館である「であいの館」をご利用いただきました。
この「であいの館」は、地元のボランティアの皆さんにより運営されております。
また、7月25日には、JR東日本とJR北海道が連携して、日本に2つしかない五稜郭をテーマとした記念入場券が発売になるなど、龍岡城五稜郭は、益々観光スポットとして注目されています。
今後、浅野さんをはじめとする、6年生の皆さんが作成したパンフレットを「であいの館」に置き、観光客の皆さんに五稜郭の歴史、すばらしさなどが紹介できればと考えておりますので、先生方と相談をさせていただきたいと思います。
最後に、龍岡城五稜郭を訪れた観光客の皆様の反応としては、五稜郭の歴史にふれると共に、何回来ても、心が癒される、と言ってくださる意見も多くいただいております。
市としましても、恵まれた自然環境を大切にし、また、新たに佐久市に行ってみたいと思っていただけるよう、県内外でのイベントへも積極的に参加する中でPR活動を行ってまいりたいと考えております。
浅野さんをはじめ6年生の皆さんのように、自分の住んでいる故郷のすばらしさ、美しさを観光客の皆さんに紹介ができるよう行っている学習は、大変すばらしいことであると思います。
また市内には、他にも多くの観光地及び観光施設があることから、このようなみなさんの取り組みが他にも広がることにより、佐久市にとっても大きな観光PRになるものと考えております。