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21.佐久市の放射能対策について

更新日:2015年2月2日

質問者:臼田中学校:岩松 俊樹(いわまつ としき)くん

 佐久市は東日本大震災で山菜が食べられないなど、放射能による被害を受けました。被災地では立ち入り禁止の区域が出るなど深刻な被害を受けました。未だに除染が進まず入れない区域があります。
 そこで、もし被災地が佐久市だったらどうなるでしょう。大きな地震が近いうちに起こることも予想されています。被災地が佐久市になってしまったときの各地の放射線量の測定や除染等の対策はどのようになっているか教えていただきたいです。

答弁者:市長

 臼田中学校 岩松俊樹君からの「佐久市の放射能対策について」の質問にお答えいたします。
 岩松君の質問にもありましたが、東日本大震災による原子力発電所の事故によって、放射能が広い範囲で環境を汚染し、人の健康や生活に影響を与えています。
 国や県、市町村では、法律に基づいて、汚染の測定や、除染に取組んでいますが、未だに元の家に戻れない地域もあります。
 現在、佐久市では、市内の放射能汚染の状況を把握するため、空間については、市役所前で毎日測定し、特に、小中学校や保育園では毎月測定して公表しています。
 測定結果は低い値が続いていますので、安心してください。
 また、食品に含まれる分については、小中学校や保育園、浅間総合病院の給食食材を定期的に測定していますし、市民が測定を希望した場合にも対応し、測定結果を公表しています。
 佐久市には、原子力発電所はありませんが、東日本大震災の時のように、原子力施設の事故では被害が広い範囲に及んで、岩松君が心配するように、佐久市が被災地になってしまう恐れもあります。
 そのような時には、市は、災害に関する法律や「佐久市地域防災計画」に基づいて、国や県などと協力しながら、対策を行なうことになります。
 まず、各地の放射線量を測定し、その結果を市民にすぐ伝え、避難誘導を行ないます。
 その後、放射能による汚染の除去などを、国が示す方針に従って、国が行なう除染作業に協力しながら、必要があれば市も除染作業を行ないます。
 いずれにしましても、「いざ大地震発生」という時は、一人ひとりが慌てず適切な行動をとれるよう、普段から心がけていることが大切です。
 日頃から備えを十分にし、いざという時には落ち着いた行動をお願いします。

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