ろくぶんぎ座
更新日:2023年1月9日
(うすだスタードームで撮影)
(株式会社アストロアーツ/ステラナビゲータ9で描画)
星座データ
正式名…Sextans 略号…Sex 肉眼星数…21個 設定者…ヘベリウス
見やすい時期…3月~5月
星座物語
「ろくぶんぎ」とは聞きなれない言葉ですが、漢字では「六分儀」と書き、星の位置を正確に測定するための天文観測機器です。設定したのは17世紀の天文学者ヘベリウス。彼はこの六分儀をはじめ多くの機器で精密な天体観測を行っていましたが、1679年に自宅が火事になり、機器や観測データを失ってしまいました。ヘベリウスは大いに悲しみ、長年愛用していた六分儀を星座にしたのがこの星座だといわれています。
ろくぶんぎ座の見つけ方
しし座の下にうみへび座の2等星アルファルドを見つけ、その北東あたりの場所の暗い星をつないでいきます。場所は比較的わかりやすいのですが、4.5等以下の暗い星しかないので見つけ出すのには苦労がいります。
ろくぶんぎ座の星雲・星団
★スピンドル銀河(NGC3115) ろくぶんぎ座には目立った星雲・星団はありませんが、この中型以上の望遠鏡で見える銀河は変わった特徴を持つ銀河として知られています。
お問い合わせ
社会教育部 文化振興課
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