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かに座

更新日:2018年7月11日

星座データ

 正式名…Cancer 略号…Cnc 肉眼星数…71個 設定者…プトレマイオス
 見やすい時期…2月~5月

星座物語

 ギリシア神話の英雄ヘルクレスは、あやまって家族を殺した罪を償うために12の冒険をしましたが、その2番目の冒険がアミモーネの沼に住む大蛇ヒドラ(うみへび座)退治でした。ヘルクレスとヒドラが死闘を繰り広げているとき、日ごろからヘルクレスを嫌っていた女神ヘラは、ヒドラを応援するために巨大な怪物蟹を差し向けました。けれど蟹はあっというまにヘルクレスに踏みつぶされてぺしゃんこになってしまいます。たいした活躍はできませんでしたが、とにかくがんばったということで、ヘーラによって星座に上げられたのがこのかに座だといわれています。

かに座の見つけ方

明るい星が少なく、見つけにくい星座ですが、甲羅の真ん中にある「プレセぺ星団」が肉眼でもぼんやりと見えます。お隣にあるふたご座の明るい星、カストルとポルックスからこの星団を見つけ、まわりの星を注意深くつないでいきましょう。

かに座の星雲・星団

★プレセペ星団(M44) かにの甲羅の部分にある大きな散開星団。肉眼でもぼんやりと見えています。双眼鏡を使えば数十個の星がばらばらと集まって美しい眺めです。プレセペとは「かいばおけ」の意味です。

★M67 こちらはかに座の左下隅、α星のそばにある散開星団。小さいので肉眼では見えませんが、双眼鏡でぼやっとした光の固まりに見えます。望遠鏡だと粒のそろった美しい星団として楽しめます。

お問い合わせ

社会教育部 文化振興課
電話:文化振興・文化施設係:0267-62-5535  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5321
ファックス:文化振興・文化施設係:0267-64-6132  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5322

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