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オリオン座

更新日:2023年5月12日

星座データ

正式名…Orion 略号…Ori 肉眼星数…155個 設定者…プトレマイオス 見やすい時期…12月~3月 

星座物語

誰もが一度はつないだことのある星座の代表、オリオン座。オリオンは海の神ポセイドンの息子で、海の上を歩く力を持った狩りの名人でしたが、ちょっと評判の悪い乱暴者でした。いろいろな事件のあと、彼は月の女神アルテミスに仕え、やがて彼女に愛されるようになります。しかしアルテミスの兄である太陽神アポロンはこれを快く思っていませんでした。あるとき遠くの海上を歩いているオリオンを見かけたアポロンは、金色の光を彼に浴びせておいて、妹に「いくら弓の得意なお前でも、あの光っているものに矢を当てることはできるまい」と言いました。怒ったアルテミスは弓に矢をつがえてみごとにその的を射抜きました。ところがそれが岸に流れ着いたのを見ると、なんと愛するオリオンのなきがらではありませんか。アルテミスは深く悲しみ、大神ゼウスに願ってオリオンを星座にしてもらい、自分が月となって天を巡るときにいつでも会えるようにしてもらったということです。

オリオン座の見つけ方

明るい星でできた目立つ星座なので、探す苦労はありません。むしろこの星座をもとに他の星座を探していくとようでしょう。方のベテルギウスから左下のシリウス、さらにそこから左上のプロキオンを結んでできるのがおなじみの「冬の大三角」です。

オリオン座の星雲・星団

オリオン大星雲(M42・43)…オリオンの「三ツ星」の下にあるとても有名な星雲。星の図鑑には必ず載っている大名所です。肉眼でもぼんやりと見え、双眼鏡で大まかな形が分ります。望遠鏡では小型のものでも図鑑のような姿が分かり、中型以上では内部の様子まで見えてきてすばらしい眺めになります。

馬頭星雲(IC434)…三ツ星の中の左の星、アルニタクの近くにある有名な暗黒星雲。とても淡いので見るのは困難ですが、写真に撮ると馬の頭の形が浮かび上がってきます。

散光星雲M78…同じくアルニタクの近くにある小さな星雲ですが、ウルトラマンの故郷として有名です。空のよい所では双眼鏡でも見つけられ、小型の望遠鏡から楽しめます。

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社会教育部 文化振興課
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