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「新型コロナウイルス感染症に関する情報」「佐久平女性大学プレ講座」その他(1月21日)

更新日:2023年3月30日

  • アナウンサー

 まずは、新年最初の放送ということもありますので、新春にちなんだ話題からお伝えしていきたいと思います。毎年宮中では、陛下も実際に読まれるわけですが、歌会始という五七五七七、三十一音に込められた思い、歌会始なるものが行われます。市長もこのあたりは非常に関心が高いということです。

  • 市長

 毎年1月15日に、歌会始が行われますけれども、変化の思いを国民にお伝えになられるものでもあります。時代も映しこんでいますのでそういう意味では、例えば年末に今年1年はどういう一年だったかって一文字で表現するのも世相を表現していますけど、そういったものが本当に随所に心配りある歌が詠まれますので、関心を持っています。
 非常に印象深いのは、昭和21年の歌会始。終戦が前の年の末、そして初めての歌会始で昭和天皇がお読みになられたのが「降り積もる 深雪(みゆき)に耐えて 色変えぬ 松も雄々(ゆゆ)しき 人もかくあれ」。当時の国民を励まそうとされる思いが伝わってくるものであります。
 今年のお題は「窓」でした。陛下の御製は「世界との往き来難(がた)かる世はつづき窓開く日を偏(ひとへ)に願ふ」コロナ禍で世界の往来というのはなかなか難しい。窓を開く日というのは人の往来が激しくなって、物も情報も実際に行き来ができる、そういうことを偏に願っています、というお歌だと思いますけれども、大変すばらしいです。窓という言葉で非常に記憶にあるのが、今の上皇陛下が上皇后陛下と婚約される、平成の天皇陛下が美智子様と契約をされたときの歌も、「窓」という言葉がはいっていて、「語らいを重ねゆきつつ気がつきぬわれのこころに開きたる窓」というのです。美智子様との語らいの中でご自身の心が開いていったということです。
 歌会始に出席をして歌を読んでくださいという宮内庁からのお達しがあって読まれる歌人を召人といいますが、昭和53年に、臼田ご出身の井出一太郎元官房長官が召人として詠まれたときのお題が、「母」という言葉でした。「母まさば大内山に初春のけふの節会のよし告げましを」ということで、今日の節会っていうのはまさに歌会始のことで、こんなにおめでたいありがたいことをもしお母さんが生きているならばお知らせができるのに、という思いを持ってらっしゃったということです。
 また、野沢にお住まいの木内重秋さんが、平成17年に、国民として歌を選ばれて、歌会始にご出席をされていらっしゃいます。このときのお題は「歩み」ということでございまして、「雪とけて取り替えられし白線の横断歩道を子ら渡りゆく」「雪とけて取り替えられし白線の横断歩道を子ら渡りゆく」雪が融けて横断歩道が新しくなってそこを渡っていく子供たちの歩みを詠まれたということで、野沢の方が選ばれたことは大変素晴らしいことだなということを記憶しております。

  • アナウンサー

 これ実際にどなたでも応募ができるということもあります。来年のお題が「友」ということでもありますので、この放送をご覧の方はぜひ皆さんも、渾身の一句を応募されてみていかがでしょうか。
 さて、先ほど歌会始でも陛下も大変懸念されていた新型コロナウイルス、そしてこれによって世の中の行き来が全く今少なくなってきてしまっており陛下も懸念されているわけですが、そんな新型コロナに関する話題から今回も皆さんにお伝えしていきたいと思います。まずは気になるこの佐久地域の感染情報についてです。

  • 市長

 現在佐久地域、長野県全体のレベル4ということですが、佐久市、軽井沢、御代田そして南牧村この四つはレベル5となっています。佐久市は、1月19日までの発表までの数字で申し上げると人口10万人あたり60.08人いうことで、レベル5の基準は30人ですがここを大きく上回る形となっています。また小諸市が53.67人、軽井沢町がちょっと大きいのですが、171.98人です。これは一喜一憂ことではなくてしっかり対応をしていかないといけないと思っています。

  • アナウンサー

 全般的に色々なことが不安ですけども、やはり今社会経済が冷えきってしまっている。経済との両立と感染予防というものを二本立てで進めていかなければいけないと思いますが、そんな中でやはり事業者の皆さん、自営、商工業の皆さんは、色々支援なども非常に求める方が大勢いらっしゃると思います。このあたりも佐久市独自の支援策としてどういったお考えがあるかお聞きします。

  • 市長

 具体的にどういった支援をするかは決まていませんが、何らかの支援を行う方向でいます。今回しっかりやっていかなければいけないことは、経済対策と感染予防ですので、必要なものは予算立てをしていきたいと思います。今後注目されてくるとすれば、ワクチンの前倒しと2月から開始になる5歳から12歳のお子さんのワクチン接種だと思います。

  • アナウンサー

 やはり政府方針もありますので、3回目のワクチン接種というのも、当初は8ヶ月後というニュースもありましたが、これが徐々に一か月前倒しですとか色々な報道があります。佐久市としても随時反映していくような方針を今後もとっていくということでしょうか。

  • 市長

 早い方は、医療従事者の方や高齢者の方など接種し始めている人もいます。市としては、1月24日に高齢者7ヶ月経過した方については発送していくということになります。皆さんのご関係の皆様も、接種の少し前には接種券がきます。ぜひまたご利用をいただきたいと思っています。
 また、交差接種については全く問題なくやっていますので、ファイザーファイザーという方もモデルナであっても構いませんし、モデルナモデルナの方がファイザーでもかまいません。そして一緒に重要視しているのは、一回目をまだ打っていない方もいらっしゃいます。大体今2回まで打った人という方は9割程ですが、留保していた1割ぐらいの方々が今駆け込みで入ってきています。
 自分自身が自覚症状はないけれどもワクチンが効いているのではないかという、社会の動き見て感じることはあるのではないでしょうか。今保育園や小学校の低学年でクラスターが起きている。これはやはりワクチンの効果じゃないかと言われることもあります。まだ1回も打っていないという方は、ぜひこの機会に打っていただきたいと思います。

  • アナウンサー

 新型コロナウイルス感染症の感染状況、そして今後の佐久地域において3回目のワクチン接種のスケジュールなども含めてお伝えしました。

  • 市長

 また、新型コロナウイルス感染症の無料検査が市内の薬局薬屋さんで受けられるようになっています。大変にお問い合わせが多く品薄状態はありますが、ぜひご利用いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 市内では、臼田の桜里堂薬局と臼田薬局、横和のよこわ薬局、岩村田のコスモス薬局、市内のウエルシア薬局各店舗、中込中央区の中込中央薬局、佐久平駅近くの小林内科クリニック、中込の若葉内科クリニックなどで無料の検査ができるということです。

  • 市長

 症状が出ている方は、薬局に行って無料検査を受けるのではなく、保健所あるいはかかりつけの先生に電話で相談していただくことが大事だと思います。

  • アナウンサー

 佐久市は非常に医療がしっかりしている医療行政がしっかりしている町でもありますので、ぜひ地域の医療資源を皆さんがうまく使えるように我々もしっかりと考えていきたいと思います。
 続いて、佐久平女性大学プレ講座についてお聞きします。

  • 市長

 佐久平女性大学のプレ講座は、3月12日土曜日午前10時30分から開催します。今年の4月から佐久平女性大学がスタートし、受講期間は1年間になります。女性のみなさんが社会で活躍していくために、学びの場所として提案していくものでありまして、このプレ講座として軽井沢にお住まいの作家の村山由佳さん「時代は変わる女性の輝く街へ」と題して講演をいただきます。大変に社会というものと女性というものの切り口で様々な考えを深くされていらっしゃる方、そしてまたご自身の実践も含めてお話いただくということでございます。ぜひご期待ください。

  • アナウンサー

 2003年の直木賞作家の方でもありますから、ファンの方も多いと思います。

  • 市長

 多いと思います。「おいしいコーヒーの入れ方」など非常に話題の多い作品、社会派でもございますし、とても明るい方でいらっしゃいますので、素晴らしい公演になると思います。これは女性大学を受けてみようかなと念頭にある方に、ぜひお聞きいただきたいと思います。

  • アナウンサー

 そしてこちらもぜひ市民の皆さんにお伝えしたい人権男女共生フェスティバルについてです。こちらは毎年行われており、今年は3月12日に行われますが、講師が元プロレスラー木村花さんのお母様の木村恭子さんです。

  • 市長

 人権男女共生フェスティバルは毎年行っています。これまでも蓮池薫さんや、人権に関わりを深くもっていらっしゃる方々にご登場いただいています。今回は木村恭子さん、木村花さんのお母様ですが、お嬢さんの花さんがテレビ番組に出たことによりまして、SNS上で大変な誹謗中傷、炎上したという状況になり、そのことによって本当に残念ながら命を絶つことになりました。お母さんが、いま問いたいこと、この社会における、SNS上での人権問題についてお話いただきます。3月12日土曜日に開催、2月1日から申し込み開始となり、400名様先着順です。ぜひ多くの皆様にご参加いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 やはり本当に人権というものは難しいことだと思います。しかしながら、誰もが必ず考えなければいけないことでもあります。そして、社会的にメッセージ性の強い方からのお話は必ずや心に響くと思いますので、ぜひみなさんもこういった講演会を通して、今一度人として自分としてどんな考え方が必要なのかとして接していかなければいけないのか、考えていきただきたいと思います。大変貴重な講演会なると思いますので、大勢の皆さんのご参加、そしてご関心をお待ちしております。
 さて、続いての話題は、保育園問題についてです。なかでも、中込第一第二保育園が近々統合予定のあることは皆さんご存知だと思いますが、建設予定地が決まったということです。

  • 市長

 場所は、中込駅近く、中込駅から北北西に位置します。現在は鈴与マタイさん工場となっていますが、鈴与マタイさんは佐久リサーチパークに移動されましたので、その場所での展開となります。中込第一保育園、第二保育園のちょうど中間といってもいいかもしれません。様々な比較検討致ししまして、決定をさせていただきました。すぐ横に中込会館があり、公園、立体駐車場、くろさわ病院さんという医療機関があるということも安全を高めることになろうと思っています。

  • アナウンサー

 令和8年の新園での開園を目指すということですが、中込駅の近く、ちょうど新興マタイさんの工場跡地ですとかパチンコレインボーさんの跡地というと、周辺の皆さんピンと来る方が大勢いらっしゃると思います。

  • 市長

 まちづくりの上でも、お子さんの声が響くまちになると思います。また、今社会実験をしていますが、中込のまちづくりということでも、お子さんの見守りという部分でも、商店街の皆さん、まちづくり関係のみなさんにもご理解をいただいています。目を重ねて、子どもを見守っていくような提携が取れるといいと思っています。

  • アナウンサー

 そして最後に、何度も取り上げているゆうちゃんを救う会について、佐久市内にお住まいの中澤維斗くんが重い心臓病を患ってアメリカでの心臓移植が必要になっており、2億2700万円が必要ということで募金活動をされています。

  • 市長

 1月19日現在、2億30万円ということで、今の目標額は2億2700万円ございます。心臓移植が日本ではなかなか進めることができない。この心臓移植が、この少年が命を懸けて挑戦をしていこうということであります。人の命をお互いに大切にしあえる佐久市でありたいと思いますし、多くの皆様からご賛同いただいて佐久市も全面支援でやらしていただいています。ぜひあと一歩でございますので、ご協力のほどよろしくお願いします。

  • アナウンサー

 ぜひ市民の皆さんにもご協力お願いしたいと思います。ゆうちゃんを救う会募金のお願いでした。
 さて、市民の皆さんも果たして開けた令和5年がどんな市政になっていくのか、どんな佐久市になっていくのか、高い関心があると思います。改めて、大勢の市民の皆さんに市長からのメッセージ思いをお願いします。

  • 市長

 新型コロナウイルスはオミクロン株に置き換わってきているということで、感染力の非常に高く、多くの皆様にお気をつけいただいていますが、今しばらくご辛抱をいただきたいと思っています。ご協力のほど、そしてまた自分の命と大切な方の命を守るためにもご協力をいただきたいと改めてお願い申し上げます。

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企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
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