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4 コロナだからこそ、人と人とのつながりを大切に

更新日:2022年2月15日

質問者:中佐都小学校 荻原 直之(おぎはら なおゆき)くん

 ぼくは新型コロナウイルスへの不安から、人と人との距離がどんどん離れていると危機感を抱いています。だからこそ、人とのつながりを大切にしていく芸術鑑賞について提案します。
 人間関係づくりに必要な「感性」は、子どものころに優れたレベルの生演奏や作品に触れることで磨かれるといいます。小学校では年に1回、音楽鑑賞教室が開かれていますが、本物の芸術に触れる機会を今よりさらに増やし、感性を高めあうことで人と人との心の距離が近づいていくのではないかと思います。

答弁者:教育長

 中佐都小学校 荻原 直之君からの「コロナだからこそ、人と人とのつながりを大切に」の質問に、お答えいたします。
 ご指摘のとおり芸術鑑賞については、人と人とを結ぶほかに、安らぎや心の潤い、生きる喜びや元気をもたらしてくれる、生活においてとても重要なものと考えています。直接会場に足を運び、目の前で実際に人が繰り広げる演技やパフォーマンスに、嬉しくなったり、悲しくなったり、ほっとしたり、そして会場の他のお客さんたちと一緒に拍手したり、応援したり、笑ったり、そういった様々な気持ちを体験することが、皆さんの感性を豊かにし、心を育てます。
 このようなことから荻原君のように、多くの子どもたちが本物の芸術に触れる機会を心待ちにしていると考えております。
そこで今年度は、新型コロナウィルス感染症対策を行いながら、6日から8日にかけて開催します様々な舞台芸術を鑑賞できる「キッズ・サーキット2021」をはじめ、10月にはピアノコンサートの「レ・フレール」、年が明けて1月には、国内のトップダンサーを迎え開催する「バレエ公演」や、3月には例年好評を得ている「劇団四季」の公演を予定しています。また、10月には荻原君たち小学校6年生から中学2年生までを対象とする芸術鑑賞会の開催も計画しますので、ご自身の表現力を高めると共に、人と人とのつながりを感じ、心の癒しを育んでもらえるような機会にしていただけたら嬉しいと思います。(注釈:「キッズ・サーキット2021」、「レ・フレール」、「バレエ公演」は新型コロナウイルス感染症拡大のため中止となりました)
 また、このほかにも皆さんには普段の何気ない生活の中にある、ちょっとした心の感動も大切にしてほしいと考えています。例えば自然の景色を見て感動したり、友達と話をして様々な考え方に触れたり、学校の授業で新しい発見に出会ったりする中でも、感性というものは養われていくものだと思います。また、家族との会話や、親友と絆を育むことも人と人との距離を近づけてくれる大切なものです。ぜひそんな感性を大事にしながら、これから開催される芸術鑑賞会も楽しみにしていただきたいと思います。
 この度、質問をいただいた荻原君、大変ありがとうございました。

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