5 市民みんなでゴミを拾う日を決めて、まちを美しく
更新日:2022年2月15日
質問者:高瀬小学校 大井 敬太(おおい けいた)くん
6月に市民一斉清掃の日がありますが、道路河原のごみのポイ捨ては減りません。捨てる人は、その後ゴミがどうなるかを知らないのです。そこで、みんなでゴミを拾う日を増やし、ゴミ問題についてさらに呼びかけてほしいです。
ゴミ拾いや減量化の活動をされている方のお話や取り組みを紹介したり、「ポイ捨ては見られている」などの看板やポスターを増やしたり、交流広場のように花の苗を提供し、道路わきに植えてもらうのはどうでしょうか。僕たち子どもも進んで動き、ゴミを減らそうと思います。佐久市の快適な暮らしをつくるためにご検討ください。
答弁者:市長
高瀬小学校 大井 敬太君からの「市民みんなで ゴミを拾う日を決めて、まちを美しく」の質問に、お答えいたします。
市では毎年6月の第1日曜日を市内一斉清掃の日と決めて、ごみ拾いなどの環境美化に取り組んでいます。地域の環境美化のためには、ごみに対する市民一人ひとりの意識の向上と、マナーを守る心が大切です。 市では、職員によるパトロールや不法投棄ごみの 回収のほか、区長さんからの依頼により「ごみ捨て禁止」の看板を設置しています。
ご提案いただいた「見られている」ことを意識させる看板につきましては、以前から作成しており、ごみ捨て防止の効果がありますので、今年度は作成枚数や設置個所を増やしていきたいと考えています。そのほか、地域や企業の皆さんが道路や公園を自分の子どものように考え、清掃や花の植栽などの 美化活動を行い、面倒をみていただく「アダプトシステム事業」という取組も行っていますので、生活環境課へ相談してください。
また、学校や地域、企業からご依頼があれば、ごみや環境に関する様々な活動や取組について、市の職員が伺い、お話させていただく「出前講座」も実施しておりますので、先生と相談してください。ご提案いただいた、みんなでごみを拾う日を増やすことについては、まずは、大井君のお友達やご家族、地域の皆さんとの身近な取り組みとして、「ごみ拾いの日」などを設けて環境美化活動をしてみてはいかがでしょうか。集めたごみの処理については、生活環境課にご相談ください。
佐久市も皆さんと協力し、ごみを捨てられない環境づくりに努めていきますが、大井君をはじめ小中学生の皆さんの地域をきれいにしようと思う気持ちが、いちばん大切なことですので、今後も、環境美化への取り組みに、ご協力をお願いします。