13 中込商店街の活性化について
更新日:2023年8月25日
質問者:中込中学校 佐藤 寧音(さとう ねね)さん
私たちは、中込商店街で再整備が進む地区の見学・調査を行い、このままだと中込商店街が廃れてしまう現状や、それに取り組む方々がいることを知りました。そこで、私たちとしては、外観が暗くて入りづらいお店を減らし、街明かりを増やすこと、ゴミ拾いや花壇、池の清掃すること、若者が注目できるHPや広告を作ること、中高生に人気があるお店を増やし、駐輪場・駐車場を整備することなどを考えました。
中学生のアイデアを聞いていただくことはできるでしょうか。また、中学生として社会参画できることはあるでしょうか。
回答をお願いします。
答弁者:市長
中込中学校 佐藤寧音さんからの質問にお答えいたします。
未来を担う若い皆さんの「中込商店街を何とかしたい」という地元愛と熱意が伝わって来る、非常に心強い質問だと思い、聞いていました。
現在佐久市では、中込地区の将来像である「人それぞれの新たなワクワクを感じに、多くの人が集うまち」の実現を目指し、商店街をはじめとする地域の皆さんと一緒に、商店街の賑わいづくりに取り組んでいます。
資料2(PDF:374KB)をご覧いただきたいと思います。
その取組の一つとして、世代を超えて多くの人が集い、交流できる空間を作るため、中央グリーンモールには、人工芝エリアや地域の象徴となるような建物で、全面ガラス張りの「ガラスルーフ」がある広場を整備するほか、サングリモ中込は、2階にある図書館を1階に移設し、オープンスペースを設けることにより、お互いの施設を一体的に活用できるよう、再整備を計画しています。
また、中込地区だけでなく、魅力ある商店街をつくるため、まちづくりに意欲ある人たちの発掘や支援、空き店舗の利活用などにも取り組んでいます。
佐藤さんからご提案をいただいたアイデアは、大人では気づかない若い皆さんならではの視点であり、とても貴重なものだと感じました。こちらから皆さんの授業へ出向くこともできますし、中込商店街を視察しながらお聞きすることもできますので、是非、商店街の皆さんと一緒に、アイデアの内容について聞かせていただきたいと思います。
また、皆さんの社会参画につきましては、この「子ども議会」もその一つでありますが、現在、中込地区で空き店舗の活用や、イベントの企画など、賑わいの創出に向け、様々な活動をしている方々がいます。中学生の皆さんがこの活動に参加し、未来の中込について一緒に考え行動することは、きっと中込商店街の活性化と賑わいの復活につながると思っています。ほかにも、佐久市では、高校生や大学生が地域の一員として様々な活動にチャレンジする機会を提供する「佐久平地域まるごとキャンパス」という事業を実施しています。その中には中込のまちづくりをはじめ、地域の活性化につながる活動がたくさんありますので、佐藤さんも高校生になったら是非参加してみていただきたいと思います。
佐久市といたしましても、佐藤さんをはじめ、多くの若い皆さんが「生まれ育った佐久市で、ずっと暮らしたい」と思える、そんなまちづくりを皆さんと一緒に進めていきたいと考えています。
実は私も中高校生の頃、佐藤さんと同じように「佐久市を良いまちにしたい」という思いを持って政治の道に入りました。国会議員の秘書、市会議員、県議会議員として活動をして、その後に今の市長という重責を担っているところです。
これから、このまちづくりにどんなお立場で関わっていくか分かりませんが、是非そんな思いを持ち続けていただきたいと思います。まずはお話にあった思い、質問と私どもの答えについては、中込商店街の会長さん、そして役員の皆さんにお伝えしたいと思います。
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