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2 通学路を安全に

更新日:2023年8月25日

質問者:望月小学校 川井 茜(かわい あかね)さん

 望月小学校の通学路には多くの空き家があります。そこは、狸やハクビシンといった動物が住み着いていたり、スズメバチ等の危険な生き物の巣を作る場所になっています。動物は人間に慣れていて平気で近づいてきます。また、ハチは通学路にたくさんいて、怖いし危ないです。実際に怖い思いをした人は少なくありません。
そこで空き家を点検したり、有効活用したりして、通学路の安全を確保していただきたく思います。こうすることで私達は、今まで以上に安心して登下校することができます。
ご検討よろしくお願いします。

答弁者:市長

 川井さんのご質問にお答えする前に、この議会の様子を少しお話させていただきます。
 皆さんが子ども議会に臨む前に、「どういった質問をします」ということを提出していただいたと思いますが、これは通常の議会でも行っていて、「質問の通告」というような表現をします。そしてその通告のあったものに対して責任ある答弁をするために、私や副市長、教育長、そして担当の部長課長も一緒に「こういう答弁をしようと思いますが、いいですか」という話をします。そして、「そのことはもう少し踏み込んで答弁をしましょう」、或いは「この答弁をするにあたっては、こういうことも加えて答弁をしたらいいんじゃないか」などと調整を行っています。これを「答弁審議」といいます。皆さんから通告をいただく、そして、理事者、担当の職員も含めて、答弁審議をする。そういったことを行って、この議会に臨んでいるということを説明させていただきました。
 それでは望月小学校、川井茜さんからの質問にお答えいたします。
 空き家は、以前は人が住んでいましたが、様々な理由で住む人がいなくなってしまったもので、佐久市内には約2,700軒空き家があります。これらの空き家は個人の財産になりますので、空き家の管理は所有者や管理者が行わなくてはなりません。この空き家に動物が住み着いたり、スズメバチが巣を作って通学路に飛んできたりするような時は、市役所へ連絡をしていただきたいと思います。建築住宅課から所有者へ連絡をして、空き家に動物が住み着かないように適切に管理してもらったり、ハチの巣を取り除いてもらったりしています。
また市では、市内の約2,700軒の空き家を調べて、建物の状態の良いものから危険なものまで4段階にランク付けをしています。そしてその空き家の有効活用や、取り壊しを進めるために、所有者に対して、「売却しませんか」とか、「人に貸しませんか」「取り壊しをしませんか」といった提案をします。そして所有者の方から同意をえられた空き家は、不動産会社の団体や、解体工事会社の団体へ情報提供を行って、人に住んでもらったり、取り壊しをしてもらったりしています。引き続き、これらの取り組みを進めて、皆さんの通学路の安全を確保して参ります。
 非常に大切なご指摘だと思います。今後も、空き家対策にしっかり取り組んでいきたいと思います。

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