12 商店街を活用した地域の活性化について
更新日:2026年9月29日
質問者:高校生チーム(2) 佐久長聖高等学校 樫山 匠(かしやま たくみ)さん
昨今、野沢地域では子育て拠点施設の設置などの取り組みもおこなわれていますが、活気が失われています。したがって僕は学生中心の商店街作りを提案します。僕たちが野沢商店街について話し合ったとき気になった点は、実際の営業店舗が6軒という活気のなさに加えて、シャッターが閉まっているなど営業しているかわからない店舗がある点です。このことは観光向けの計画を進める以前の問題ではないでしょうか。そこで僕たちは野沢商店街を利用し、活気づけるための高校生主体で作る商店街作りを提案します。具体的には誰でも楽しめる雑貨屋や服屋、学生と市が協力して運営するカフェなどのライフスタイルショップ、さらには夜遅くまで運営している学習専用スペースなどで誰もが楽しめるコミュニティを作っていければ活気を取り戻せるのではないでしょうか。このように、野沢商店街の活気を取り戻すことは地域全体の活性化に繋がると考えます。
市では今後、こうした若者のアイデアを取り入れた商店街の活性化計画はあるのでしょうか。
答弁者:市長
佐久長聖高等学校 樫山匠さんからの質問に、お答えいたします。
私自身、現在も野沢で暮らす身として、商店街の現状には常に思いを巡らせております。樫山さんからの、「野沢商店街の再生が市内の活性化に繋がる」というご指摘には、深く共感するものであります。
現在、野沢商店街では、シャッターが閉まり営業をしていない店舗も散見しますが、その要因の一つには、店舗と住宅が一体となっている物件が多く、貸し出しや売却が進みにくいという構造的な課題がございます。お店は閉まっているが、そこで暮らし続けてる人がいるということですね。
一方で、事業者の方々で構成される「のざわ商店街振興組合」の皆様も、これまでアーケード撤去など街の景観や環境改善に努力を重ねてこられました。また、少しずつではありますが、空き店舗を活用した創業の動きも芽生え始めております。
こうした中で、商店街の活性化におきましては、市が主導して計画を立てるのではなく、主役である商店街の皆様や若者の皆さんが主体となって進める取り組みに対し、市が寄り添い、「伴走支援」をしていくことが重要であると考えております。
実は、この組合の皆様からも、「地元の小中高校生の皆さんとどのように繋がり、関わっていくべきか、新たに協議を重ねていきたい」という前向きな思いを伺っております。これは今年度の野沢商店街の総会で姿勢が示されました。つまり、皆さんの地域を盛り上げたいという熱意と商店街の皆様の「若い世代と連携していきたい」という思いはすでに同じ方向を向いていることがわかります。
まずは、皆さんのその熱い想いやアイデアを商店街の皆様へ直接届けていただき、意見を交わすことが第一歩になると考えております。もし希望があれば、市役所の担当課において双方の橋渡しをさせていただきます。そうして、若者の皆さんと商店街の皆様が手を取り合って生み出される挑戦に対し、市といたしましては、ハード・ソフトの両面から応援してまいります。ハード面では、空き店舗の賃借や改修を支援する「空き店舗対策事業補助金」があり、過去に野沢商店街での利用実績もございます。また、ソフト面においても、イベント開催などを支援する「商店街等活性化事業補助金」がご活用いただけます。
さらに、野沢商店街における取り組みに留まらず、若者の居場所づくりや、自ら主体的に参画するまちづくり活動の支援などについても、多角的な視点から検討してまいりたいと考えております。
皆さんの柔軟で若いアイデアと、商店街の皆様が長年培ってきた経験が合わされば、きっと素晴らしい新たな賑わいが生まれるはずです。
今後も、一緒に野沢地域、そして野沢商店街を盛り上げてまいりましょう。
樫山さんの野沢地域の想いというものがよくわかりました。そういった想いは商店街の皆さんの想いとも合致するものがあるため、皆さんの中でお話をする中でまずは商店街との話し合いができれば、1歩進んでいくのではと思いますので、ご検討いただきたいと思います。
質問者:樫山 匠さん
ご答弁ありがとうございました。
野沢商店街の現在の進め方や市の進め方など様々なことが理解できました。
これからも野沢商店街のみならず、岩村田商店街などの様々な施設に、この佐久地域への想いや願いをぶつけていきたいと思います。
