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ハインドの変光星雲(NGC1555)

更新日:2023年1月9日

NGC1555の画像

NGC1555周辺の画像
(おうし座T星とその周辺の分子雲のようす)

おうし座の顔、ヒアデス星団の近くにある小さく暗い星雲ですが、明るさが形が変わる奇妙な星雲として有名です。イギリスの天文学者ハインドが1852年に発見したのですが、その後暗くなり、1868年ごろには見られなくなりました。しかし1890年に再発見され、その後一時また暗くなったものの1899年からまた見えるようになりました。星雲のすぐ隣にある星はおうし座T(T Tau)という生まれたばかりの星で、不規則に変光しています。星雲はこの星の周りにある暗黒星雲(星間分子雲)の一部が照らされているもので、おうし座T星の光の当たり具合が変わることでこのような奇妙な変化が起こると考えられています。
[撮影データ](上)2022年12月27日 20時22分~ 60cmF12反射 SBIGSTL-11000M L5分×22枚、R300秒×4・G195秒×4・B300秒×4枚(2×2ビニング) ステライメージ9でLRGB合成・画像処理
(下)2022年12月23日 19時45分~ タカハシFS60C+フラットナー ZWO ASI533MCPro+IRカットフィルター 5分×23枚(ゲイン400) ステライメージ9でコンポジット合成・画像処理

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社会教育部 文化振興課
電話:文化振興・文化施設係:0267-62-5535  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5321
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