バーナードループ(Sh2-276)

オリオン座の大部分にまたがった大きなループ(円弧)状の星雲。淡くて目では見えませんが、写真にはよく写ります。バーナードというのはこの星雲を発見したアメリカの天文学者で、写真による天文学を発展させた偉人です。ループの中に見えるのはオリオン大星雲(M42)と馬頭星雲(IC434)、上のほうに半分見えているのがエンゼルフィッシュ星雲(Sh2-264)です。オリオン座は全体が淡い星雲に覆われているのがよく分かります。
［撮影データ］2017年2月19日　19時11分～　ニコン50mmF1.8→2.8＋オプティロンUHCフィルター　キヤノン60Da(ISO6400)　2分×24枚　ステライメージ7で画像処理