ヒアデス(Mel.25)

おうし座の顔の部分にあたる大きな散開星団。赤い一等星アルデバランを起点に、きれいにV字型に並んだ星列は肉眼でもすぐにたどることができます。ヒアデスとはプレアデス(すばる)と同じく天を支える巨人アトラスの娘姉妹の名前で、古代ギリシアの時代からプレアデスとともに肉眼で親しまれていた星団であることがよく分かります。双眼鏡でも大きくなりすぎるので、オペラグラスで見るのがちょうどいいくらいの星団です。
［撮影データ］2018年11月30日　21時40分～　ニコン135mmF2.8→4　キヤノン60Da(ISO6400)　1分×10枚　ステライメージ7で画像処理