3.高齢化と公共交通機関
更新日:2015年2月2日
質問者:浅科中学校:井出 和(いで のどか)さん
私の住む浅科では、バスが週に3日しか通っていません。ですが、車が運転できない高齢者や、遠くの学校まで行かなければならない高校生などがいます。
そこで、佐久市の公共交通機関では自由に行き来ができるような配慮はしているんですか?
また、そのような配慮を計画していく予定はありますか?
答弁者:市長
浅科中学校 井出 和さんからの「高齢化と公共交通機関について」の質問にお答えいたします。
佐久市では、通学している学校が遠くにある小中学生の皆さんや、自分で車を運転できない高齢者の方などに通学や買い物、病院への通院の際の移動手段として使ってもらえるように、民間のバスやタクシー会社にお願いをしてスクールバスや巡回バスなどを走らせて、公共交通機関の維持・確保に努めています。
しかしながら、井出さんのご質問のように、行きたい場所まで直接行くことができず、別のバスに乗り換えなければならなかったり、乗りたい時に走っているバスがないなど、利用者の方から色々なご意見が寄せられていて、利用者数も減少を続けています。
一方、これからは高齢者の方が増えて、今まで以上に公共交通機関を必要とする方が増えることが予想されます。
公共交通機関を必要とするすべての方が満足できる公共交通機関を走らせることができれば良いのですが、市民の皆さんから預かっている大切な税金には限りがありますので、すべてのご希望に応えることはできません。
こうした色々な状況を踏まえ、佐久市では、現在の公共交通機関をできるだけ利用しやすいものに見直していかなければいけないと考えております。
そこで、市民の皆さんが、今後どのような公共交通機関になってほしいと望んでいるか、これからアンケート調査等を実施して皆さんのご要望をお聞きしたり、地区懇談会を開催して意見交換をしたりして、より多くの皆さんに利用しやすい公共交通機関になるようにしたいと考えております。
井出さんも、いい公共交通機関のアイディアがあれば、今後ぜひ提案していただきたいと思います。