9 通学路への信号移設について
更新日:2019年8月30日
質問者:浅間中学校 谷保 暢浩(たにほ のぶひろ)くん
最近全国で人身事故が多発し、市でも交通事故多発非常事態宣言が発令されました。僕は、佐久市には事故のない市になってほしいと願っています。浅間中でも生徒が登校中に車にはねられる事故がありました。そこでまずは、通学路の安全性を高める事が必要だと思います。浅間中周辺は車の通りが多い所です。特に、県道のベイシアなどの店の出入り口の車の出入りが危険なため、今ある「浅間中前」という信号機をそこに移設する事を提案します。市には、一刻も早く事故のない佐久市を実現してほしいと思います。
答弁者:市長
浅間中学校 谷保 暢浩君からの「通学路への信号移設について」の質問に、お答えいたします。
谷保君から提案をいただきました信号機の移設先の交差点は、十字路交差点で、人や車の交通量が多く、とても危険な場所であることから、佐久市としても信号機の移設が必要であると考え、信号機の管理をしている長野県公安委員会へ、受付窓口である佐久警察署を通してお伝えをいたしました。
佐久警察署によると、谷保君が提案した十字路交差点に信号機を移設するとしますと、押しボタン式の「浅間中前」信号機を単に移設すればいいというわけではなく、要望場所の十字路交差点の各角に、少なくとも4基の信号機を設置する必要があります。更に、浅間中学校の東側にある市道が狭く、安全を確保するための、道幅を広くする道路改良工事及び、車が曲がりやすくするための、交差点改良工事も必要であることから、現時点では、信号機の移設はできないとの回答でした。
しかしながら、今回、谷保君から提案をいただいた信号機の移設につきましては、安全な通学路を確保 するためにも重要なことでありますので、市としましても引き続き佐久警察署などと協議をしていきます。また、谷保君が望む「事故のない佐久市」の実現に向け、佐久市と学校、地域などが一体となって、交通安全について真剣に考え、取り組んでいきたいと考えています。
移設要望場所