11 自転車専用道路が欲しい

　私は、自転車専用の道路がほしいなと思っています。自分が歩行者の立場でも自転車に乗っている立場でも歩行者と自転車の距離が近く、とても危ないなと思っています。車道を走る自転車も車と自転車の距離が近くとても危ないと思います。今まで事故にあったことはありませんが、ニュースで自転車と車の事故や自転車と人との事故などの報道があります。そのような事故を減らすためにも自転車専用の道路があったほうがいいと思うのですが、どうですか。

　臼田中学校　川村 涼華さんからの「自転車専用の道路が欲しい」の質問に、お答えいたします。
　自転車は、通勤や通学、買物等身近な移動手段や、サイクリングなどのレジャーの手段として、多くの人に利用されています。また、健康増進やエコな生活などライフスタイルの変化により自転車を利用する人も増えてきています。
　自転車専用の道路がある場合、歩行者や自動車と自転車の通行を分けることができ、自転車等の通行がスムーズになり、川村さんから発言がありましたように事故を減らす効果があると思います。
　自転車専用の道路を造るためには、現在ある歩道又は、車道を狭くして、スペースを造る方法又は、現在ある道路の外側の土地を買って、スペースを確保する方法がありますが、どちらも長い時間と多くのお金が掛かることから、自転車専用道路を造ることは、大変難しい状況です。
　この様な状況のもと、限られた道路幅の中で、歩行者、自転車、自動車の利用者が適切に空間を分け合い、安全に通行するために、どのような工夫ができるか考えていきたいと思います。
　また、事故を減らすためには、道路などの整備だけでなく、みんなが交通ルールを守ることも大切だと考えておりますので、交通ルールや自転車の乗り方などを学ぶことができる、学校や地域の人を交えた交通安全教室に交通安全指導員が伺うなど交通安全の啓発を今後も行っていきます。
　是非、川村さんにも、交通安全に大変有効であるとされています夜間反射材の着用や早めのライト点灯などを率先して行っていただき、友達に広めてほしいと思います。