12 望月の通学路について
更新日:2019年8月30日
質問者:望月中学校 吉川 絵真(よしかわ えま)さん
現在、望月中学校では、通学路に不安を感じている人が多いです。アンケートをとったところ、次のような声が挙がりました。「見通しが悪く、危ないのでカーブミラーをつけてほしい」「天神の道がせまく、車が二台すれ違う時に歩いている人にとって危険なので、縁石を設置してほしい」「冬になると、暗い道が多いので、街灯を明るくしたり、増やしたりしてほしい」多くの生徒から、似たような要望がありました。望月では、子供やお年寄りが死亡する事故があり、危険なので、生徒だけでなく、地域の方の命も守るためにも改善をお願いします。
答弁者:教育長
望月中学校 吉川 絵真 さんからの「望月の通学路について」の質問にお答えいたします。
今回、吉川さんは、質問のテーマを決めるにあたり、アンケートを行い、生徒の皆さんの声を丁寧に集めたそうですね。これは、代表者が全体の意見を集約して、国、県、市に届ける日本の民主主義政治の根源に通じる、大変素晴らしい取組であると感心しております。
さて、今回のアンケートで、生徒の皆さんが通学路に関して不安に感じている箇所があり、様々な安全対策の要望が出されたとのことですので、これも含め、通学路で「危険だ」と感じる箇所があれば、まずは、学校の先生に知らせてください。学校では、その場所を調べた上で、それぞれの地区の区長さんに、市に安全対策の要望を提出していただくようお願いをしております。
通学路に関する要望は、教育委員会、市の関係部署、佐久建設事務所及び佐久警察署で構成する「佐久市通学路安全推進会議」で合同点検を行って、必要な対策を検討し、児童生徒の皆さんの目線に立った安全対策が実施できるよう努めております。
このようにして市に寄せられる通学路の安全対策に関する要望は、毎年、150件近くとなっており、その中には、すぐに実施できる要望もあれば、何年にも渡る計画を立てて実施しなければならないものなど、すぐに実施できない要望もあります。
市では、登下校における児童生徒の皆さんの安全確保や「生徒だけでなく、地域の方の命を守るために」との吉川さんの思いを大切にして、通学路をはじめとした安全対策の推進に努めてまいります。