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3 公共交通機関を充実させて欲しい

更新日:2024年10月11日

質問者:東小学校 山口 慶(やまぐち けい)さん

 僕には高校生の家族がいます。毎日の通学は駅まで親が送迎してくれています。しかし、毎日送迎するのは大きな負担であると感じます。また、佐久市の公共交通機関が充実すれば、佐久市で暮らす児童や生徒の活動の幅も、広がるのではないかと考えています。
 佐久市には予約制のデマンドワゴンがありますが、急に予定変更があった場合、利用しづらかったり、予約制で気軽に利用しづらかったりします。予約なしで利用ができたり、児童や生徒の登下校の時間帯にあわせた運行が増えたりすれば、登校だけでなく、放課後の習い事の際に利用することもでき、市の活性化やデマンドワゴンの存続にも繋がると思います。公共交通機関の選択や運行時間の幅が広がれば、中学や高校の選択肢も増え、学習や部活動もしやすくなると思います。また、車などを運転する機会が少なくなった高齢者の方も利用できると良いと思います。
 ぜひ、佐久市に住む人々のために、公共交通機関を充実させていただくことはできないでしょうか。

答弁者:市長

 東小学校 山口慶さんからのご質問にお答えいたします。
 ご質問の「公共交通機関の充実」のために、市では、路線バスや「デマンドワゴンさくっと」を利用している皆さんに、アンケート調査を行い、意見や要望を聞いています。いただいたすべての要望をかなえることはできませんが、できることは、順に改善を行っているところです。その中で、望月、立科地域から通学している多くの高校生の皆さんからのご要望をいただき、部活動を行う生徒の皆さんが利用できるように、今年の4月から2つのバス路線において、夕方の運行便数を増やしたところです。
 佐久市の路線バスにおいては、利用者の減少による運賃収入の減少や、運転手の不足といった理由から、運行ができなくなった路線があります。佐久市では、公共交通に使えるお金に限りがある中で、皆さんの移動の方法を確保するため、「デマンドワゴンさくっと」を運行しています。山口さんからのご質問の通りです。
 「さくっと」は、会員登録後、予約をして利用する乗り物であり、目的地によっては、乗継が必要な場合もありますが、バスと同じように安い金額で利用できるものであります。利用者が多いことから、去年の4月に4台、車を増やし、18台で現在運行を行っています。
これからも、皆さんからのご意見を聞いて、できる限り公共交通の充実を目指していきたいと考えています。
 この「デマンドワゴンさくっと」につきましては、本当に困っている方々の足としてご利用をいただくことを目的に運行を開始しました。利用実態を見ますと、例えば、免許を返納した高齢者の方が病院に行く際に使ったりすることが多くなっています。本当に困っている人のために、運行できるよう、私どもとしては、今山口さんがお話になったご意見も承りながら改革を進めていきたいと思います。

質問者:東小学校 山口 慶 さん

 ご答弁ありがとうございました。
 ぜひご検討よろしくお願いします。

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