7 子どもたちが安全に安心して遊ぶことができる公園を
更新日:2024年10月11日
質問者:平根小学校 宮田 夏帆(みやた かほ)さん
私たちは、佐久市に子どもが安全に安心して遊ぶことができる公園をつくってほしいです。そう考えたきっかけは、私たちが住んでいる平根地区に公園が少ないと感じたことです。
平根には紅雲台公園という人気の公園があります。ですが遠くにあり、交通量が多い道を自転車で行く途中で交通事故にあうという、危険があります。また、学校のきまりで、低学年は自分の地区内しか自転車で移動できないので、紅雲台公園まで行くこともできません。また、地区の公園にはトイレがなく、家に戻りトイレに行く経験を持つ友達も多いです。
調べてみると、平根と同じように、岸野や高瀬、城山、浅科なども、公園の数が少ないようです。
公園は遊んだり、休憩したり、人が集まる場所です。それ以外にも公園は、避難場所としても利用されることがわかりました。
公園の維持管理にはお金がかかるそうです。大変なことだということもわかりましたが、私たち子どもや地域の人たちが安全に安心して利用できる公園をふやしてほしいです。
答弁者:市長
平根小学校 宮田夏帆さんからの質問にお答えいたします。
公園は、宮田さんが言われたとおり、子どもから大人まで利用できる場所でもあり、またすべての公園ではありませんが、災害時の避難場所となっている公園もあり、私たちの生活にはとても大切な場所であります。宮田さんのご指摘の通りです。
佐久市では現在、たくさんある公園の維持管理や、古くなった遊具などを直すことに力を入れています。利用される多くの皆さんが安全で安心して利用できる公園となるよう取り組んでいるところでありますので、新たに公園を造ることはしていません。
平根地区には宮田さんもご存じのとおり、佐久市が管理している平尾山公園というとても大きな公園のほか、地元の皆さんが管理をしている下平尾公民館北側に遊具や広場、トイレもある、児童遊園があります。他にもいくつかの児童遊園がありますので、そちらも利用をしてみてもらいたいと思います。
これからも、市内にあるすべての公園が、皆様に親しまれるようにしていきたいと思いますので、ご意見や感想などをお寄せいただきたいと思います。
宮田さんの質問の中に紅雲台公園がありました。紅雲台は、紅に雲に台(地)と書きます。これは紅雲台という場所から、平根を見た姿です。紅の雲っていうのは、平根の桃の花のことです。平尾山に高速道路が通る、公園を造ることによって、本当に多くの桃畑が公園になっていきました。あの地域を新しく開発したときに、井出一太郎先生という臼田出身の国会議員の先生が桃畑が紅の雲のように見えるということから、紅雲台と名前をつけたのが、由来です。
また、宮田さんからも指摘があったので管理のお金ことも申し上げると、平尾山公園の管理には約1億円のお金かかっています。1億円というのは、人口10万人の佐久市とすれば、1人当たり1,000円のコストがかかっています。大きなアスレチックなども充実させた公園で、学区内でもありますので、何か工夫して、お使いいただくことを考えてもらえればと思っております。平根には素晴らしい公園がほかにもあるので、また、ご家族やお友達とも利用していただきたいと思います。
質問者:宮田 夏帆 さん
質問に対し、ご明確なご答弁をいただき、ありがとうございました。